今年もまた作業が遅れに遅れて、畑の準備が間に合わないがそれこそ自然に任せて
なるようになる。

毎年、同じようなものだが、自然に任せていれば、大きい小さいはあるが、マニアル
に沿った農作業などはある程度無視出来る事と悟った。

先ずはナス。
例年は苗の購入と地種の苗の生産で2種類を植えているが今年は種は採ったが
蒔かずじまい。去年はナスが取れすぎて大変だったのでポット苗だけで5株
を予定している。もちろん、130円のただの苗、接ぎ木は高いし意味不明なので
買ったことはない。

今年の試みとして、玉ねぎの株間を広く取った畝の中央にナスを混植する。
昨年は同様にして里芋を作付けし、成功を収めている。したがって、玉ねぎは連作、里芋の後作に
ナスを植え付ける事になる。
後一月ほどで玉ねぎは収穫を迎えるので、その後はオクテの枝豆を予定している。

先ずは畝中央に出来るだけ玉ねぎの根を温存しながら直径30センチ（理想）深さ30センチ
の穴を掘る。

必要数の穴を掘り、ポットの苗を避けるために始めから支柱を立てておく。
この場合は、16ミリ直径長さ1.8メートルの物を使用、地上1.5メートルは必要になる。

底部に約1リットル程度の堆肥（野積みの藁や落ち葉の下の方の部分）と
0.5リットル程度の油かすと魚粉、米ぬかの混合有機肥料（未ぼかし）を入れて3センチ程度
土をかける。




残った土に200CC程度のもみ殻くん炭と先の有機肥料100CC程度混ぜ合わせて穴を埋め戻す


更に、後の肥料管理を簡便に済ますために、株間に肥料を予め埋めておく。
この場合、株間は70センチ取ってあり、その中央に更に穴を掘り、油かすと魚粉、草木灰を
3：3：1程度を400CC程度埋めておく。おそらく、量は多くても問題ないと思われる。

残土には10：1程度の籾殻くん炭を混ぜて埋め戻しておく。



植え穴を作ってから20日程度後に植え付けを完了する。

植え付けにはコンパニオンプランツとして、ニラを二株ナス苗を包むように根をまわして
移植する。

通常は一ヶ月前に植え付け準備をするのが常識みたいだが、いつも遅れるので私はあまり
気にせず、場合によっては、すぐに苗を植えてしまう事もよくある。

ただ、その場合、底に入れる肥料はぼかした肥料に限って居るが、なんら、問題が起きた
事はない。