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テーマ:自然農【生命の循環】(67)
カテゴリ:自然農
何も足さない、何も引かない。耕さない。
何の事?畑の土の事です。 正確には、「出来るだけ」が頭につきます。 自給自足と食の安全、美味しい作物を目指し畑作を続けて、漸く完成形が 見えてきました。 まるっきりの素人が百姓に挑み、自然農を目指して10年。試行錯誤の結果を 今後は紹介してまいります。 今年は皆さんも感じている通り、春の訪れが早く、それに伴い畑の生物達も 活動が早いと見込まれ、例年になくジャガイモを早めに播きました。 ナス科の作物を食害する二十八星テントウ虫の繁殖期と作物の幼苗期をずらす 事で食害を出来るだけ避ける為に無農薬農法に播種時期は非常に重要で、 私の所では例年4月20日以降4月末迄の間が今までベストでした。 見てもわからないかもしれませんが、一年放って置いた畝に穴を開けて、種芋を 放り込んだだけのジャガイモの様子です。 これは、ネギの収穫跡地に溝を掘り、生有機肥料(米ぬか、魚粉、油粕)を撒き しばらくしてから種芋を置いて覆土、防草のために「くただ」を敷き詰めた様子。 どちらも同じジャガイモ、栽培方法も違いと言えば、草も刈らずに穴だけ掘って、 肥料も入れない栽培法が上のやり方、 下は溝を掘り多少余計に自然の攪乱をし、有機肥料を補ったやり方なだけで、 極力自然を攪乱しない方針に変わりは無いのですが、無肥料を目指す自然栽培が 究極の目標のため、試験的に今回はやってみました。 今のところ、圧倒的に肥料を使ったほうが有利ですが、最終的には、食してみる までは結果はわかりません。 今後の報告にご期待ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.18 20:06:33
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