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January 19, 2007
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頑張っていたのにもかかわらず、試験で結果が出ないのは、「入れ込み過ぎ」たか、「最後はジタバタしても仕方がない」といって歩みを緩めてしまったかのどちらかに多い。

「入れ込み過ぎ」というのは競馬の用語だ。パドックで興奮状態を抑えられないやる気満々の馬は気持ちが空回りしてしまってレースでは遅くなってしまう。そういうのを「イレコミ過ぎ」といって、馬券を買うのを避けるようにするらしい。

この状態になりやすいのは本番1教科目と得意科目だ。そして全体的には「緊張感」が引き起こしやすい。

エンジンが温まっていないのに、いきなりフルスロットルを入れると調子を崩す。こういう状態にならないために一番大切なことは「前日の勉強」だと思う。

「初見の問題」からあまりに遠ざかると、調子が狂いやすい。直前に見直しや暗記や繰り直しばかりやってしまい、初見の問題を本番で久しぶりに見ると、馴染めなくて焦りやすいものだ。

だから全科目について、直前に「初見の問題」を目を通しておくことが大切だ。英語や国語の長文などは数日読まないと調子が狂う。専門ではないが、数学や化学だってそうだろう。(センター形式全問に目を通す必要はない)

「今からジタバタしたって仕方がない」って言う人がいる。そんなのは嘘だ。最後まで「勝負モード」のテンションを保っておかないと駄目だと思う。

「今からジタバタしたって~」なんて、そんなセリフをいう人は「勝負」から遠ざかった、少しばかり緩んでしまった人の言葉だと思う。

ボクサーは試合直前、練習を休むが、試合当日は汗をかいてリングに上がっている。体を休めるために休息は必要だけれど、試合直前に「勝負モード」に完全に切り替えてリングに上がるのである。

勉強に休息は必要ない。できるなら朝型にするなどの調整はあった方がよいけれど、休息は要らない。

気持ちだけの「勝負モード」でもよくない。「勝負勘」を鈍った状態で「勝負モード」になると「入れ込み過ぎ」になってしまうのである。

大切なのは「勝負勘」を失っていない状態の「勝負モード」になっておくことだ。

そして何より最後まで気持ちを切らさない人の方が「勝負の神様」が微笑んでくれやすいものなのだ。

 

「神様」までちゃんと味方につけておこうね。

 

「絶対に、絶対に、絶対にあきらめない」

Never, never, never give up!

だよ。

健闘を祈る。

 

 

 

 






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Last updated  January 19, 2007 09:59:59 AM
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