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テーマ:塾の先生のページ(7832)
カテゴリ:子育て・家庭教育
先のブログにコメントありがとうございました。 朝から縄跳びの行方で兄弟喧嘩がはじまった。日常茶飯の光景だったのに、ささいなことから今日はわたしも加わって親子ゲンカに発展・・朝は笑顔でいってらっしゃい!の教訓もどこへやら(>_<)弟よりまさに暴君と化した(?)母への怒りで泣きながらうちをでた兄の後ろ姿を見送った。たぶん(いや絶対!)おそろしい形相の母だったはず・・ で、このブログをよませてもらって、なんだか涙がとまらないのはなぜでしょう・・あーあ、なんであんなことぐらいで怒り飛ばしたんだろう・・(タメイキ)今日はゲンキにかえってきてくれるかなぁ?かえってきたらごめんねって言えるかなぁ・・・はぁっ(タメイキ) 言いすぎた母の独り言でした 私もですね、実は昨日、マクドナルドで息子がハンバーガーの袋を開けて一秒で床へ落としてしまったのを見て、イライラしてしまいました。 私は子どもが歩く先を石ころをよけて回るような子育ては主義ではありませんので、基本的には放ったらかしております。ですから、時にはハンバーガーを手に持ち損ねて落とすくらいのことはあるのですけれど、人間ができておりませんのでイライラしてしまいました。 仕事で生徒と向き合ってそのようなことではイライラしません。イライラしているように見せることはありますが。自分の子どもと向き合うのは生徒を指導するようにはいきません。 黙ってハンバーガーを拾い、ゴミ箱へ捨て、床に着いたケチャップを拭き取り、手を洗って、不機嫌そうに私は自分のビッグマックを食べ始めました。たかだかハンバーガーなんて100円ちょっとですが、自分のミスで美味しいものが食べられないという「痛い目」は必要だと思いますので、イライラ半分、教育半分でポテトフライとジュースだけを飲ませました。 けなげにポテトフライとジュースだけ飲んでいる息子。ストローをくわえてジュースを飲んでいる息子のうなじあたりが目に入ってきますと、さすがにちょっと不憫な気がしてきました。 でも、ハンバーガーを買ってやると、「学び」にはならないような気がします。買ってしまうと、子育ての軸がブレるような気もします。ですから、私は自分のを分けることにしました。「食べるか」と言って、私が自分が食べているビッグマックを息子の口の前に差し出すと、息子はうんと言ってパクッとかぶりつきました。 夕暮れ時のマクドナルドで、一個のハンバーガーを分けている親子。悲しいような温かいような切ないような不思議な感覚でした。 息子は私のビッグマックを3口ほどかぶりつきましたでしょうか。4歳の息子にはビッグマックはかぶりつくのが難しいですので、私の手や息子の口まわりはベタベタになりました。食べ終わって一緒に手を洗い、息子の口まわりを拭いてやり、店を出ました。 息子のトレーナーはハンバーガーを落としたときにケチャップで汚れてしまいましたので、「家に帰ったら、お母さんに汚してごめんね、って言おうね」と言い、車で帰宅しました。 息子は家に帰ると、母親に一目散にごめんねと言っていました。
子育てをしておりますと、「自己嫌悪」をすることは多いですね。でも親子はいいですね。小さなことはすぐに修復できますから。(親子であることに甘えて、小さな修復を放っておくと大変なことになってしまいますが。) お母さま、今日は子どもさんが帰ってこられたら、「ごめんね」と言ってあげてくださいね。でも、できればでいいと思いますよ。無理にでなくてもいいと思います。 それよりも、お母様自身がご自身のことを許してあげてくださいね。「朝から恐ろしい形相で子どもを怒り飛ばした自分」を許してくださいね。 「朝から子どもを怖い顔で怒り飛ばした自分を許します」って心の中で言ってください。そして今日は子どもさんに「おやつ」をちょっと奮発してあげてくださいね(笑) さしでがましいことを言ってすみません。私自身が昨日のマクドナルドでの自分を許したくて書いてしまいました。 そういうことがあっても、やっぱり私にとって昨日は幸せな一日だったのですが、昨日がもっといい一日になったような気がします。 感謝いたします。ありがとうございました。
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Last updated
February 19, 2007 02:42:09 PM
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