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バルトークのオケコン(オーケストラのための協奏曲、略してオケコン)をふと思い出しました。一体いつ最初に聴いたのかは思い出せません。大学4年の時に学生オケで演奏したのですが、多分大学生になるまでは聴いたことが無かったと思います。
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 バルトーク、実はすごく好きだったりします。弦楽器の旋律が特に良いのです。色々な楽器の旋律が紡がれていく糸のようにどんどんと絡み付いて、その絡みついた糸が今度は一つの大きな流れを生み出して、どんどんと予想だにしていない方向に編みこまれていくようなオンガクなのです。有機的、とでもいうのでしょうか。 昔、心理学で和音を聴くと色を連想することがある、ということを勉強したことがあるのですが、バルトークの音楽は確かに色を強く感じさせます。ちょっと毛色は違うのかもしれませんが、初期のカンディンスキーの絵のような粗野な中に原色を感じさせ、それでいながら叙情的な雰囲気をかもしだしているような雰囲気なのです。 僕が特に好きなのは、第1楽章、低弦楽器から始まってからひとしきり激しく盛り上がった後、一呼吸置いて(GP)からおもむろに始まる弦楽器の切迫していて、それでいて美しいメロディの部分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2001.09.20 03:10:49
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