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突然ストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」が聴きたくなりました。以前も掲示板には書いたのですが、以前演奏したこともあり、ストラヴィンスキーの曲の中でも結構好きな曲の一つです。
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ 曲はとっても軽やかでにぎやかで楽しいのですが、実はストーリーは結構かわいそうな話です。以下、簡単にあらすじを紹介します。 「舞台は1830年、セント・ペテルブルグの謝肉祭です。見せ物小屋の中に3つの人形(ムーア人、バレリーナ、道化師のペトルーシュカ)がいます。小屋の老人が笛を吹くと、3つの人形達は魂を吹き込まれ、踊り出します。 ペトルーシュカが老人に蹴られ、寒々しい自分の部屋に戻されると、バレリーナが入ってきます。ペトルーシュカはバレリーナが好きになり、バレリーナの気を引くために手品をしたりします。でも、実はバレリーナはムーア人の方が好きなので、ペトルーシュカの気を引く素振りをしながらも、彼をソデにしてしまいます。バレリーナが部屋から出た後で、ペトルーシュカは叫び、悲しみに沈むのでした。 ところ変わってムーア人が豪華な自分の部屋のソファに寝そべっていると、バレリーナが部屋に入ってきます。ムーア人もバレリーナのことが気に入り、彼女の気を惹くために踊ります。で、相思相愛の二人は意気投合して一緒に踊ります。 そこに、嫉妬に狂ったペトルーシュカが部屋に乱入し、二人の仲を引き裂こうとムーア人につかみかかるのですが、ムーア人は逆に怒って剣を振り回しながらペトルーシュカを部屋の外に追い出してしまいます。 外では市が立ち、人々が沢山賑わっているのですが、その中に剣を振り回すムーア人に追われたペトルーシュカが現れます。人々がかたずを飲んで見守る中、ペトルーシュカはムーア人に刺され、死んでしまいます。人々は驚き、ペトルーシュカに駆け寄るのですが、実は彼が人形であることが分かるとその場を立ち去ってしまいます。 そこに駆けつけた老人は、ペトルーシュカのなきがらを引きずって小屋に戻そうとするのですが、小屋の軒先にペトルーシュカの亡霊が現れて、高らかに笑います。老人はこれを見て驚き、引きずっていた人形を放り出して小屋の中に逃げ込んでしまいます。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2001.10.11 00:10:57
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