ＡＺ日記

結婚式のスタッフの中に『音響さん』と呼ばれる人たちがいる。

我が会社も（従業員含め２人なのだが）音響の仕事を３社と契約をしている。

結婚式で、実はかなり重要ポストを占めるのが

実は音響！と言ってもいいかもしれない（と思ってる）

映像と音楽とは密接に関係するもので

笑わせるのも、泣かせるのも、感動させるのも

怒らせるのも、真面目な結婚式にするのも

おちゃらけるのも音楽ひとつで替えられる。

よく、新郎新婦にはこういうことを言う

『無音のスターウォーズを見せたら、自然に頭の中に

　音楽が出てきますよね！』

別にスターウォーズでなくてもいいのだが、

映像が出てくると自然に頭の中にはテーマ曲が出てくるもので、

逆に音楽を流すだけで頭の中には映像シーンが浮かんでくるものなのだ。

それだけにタイミング・選曲で結婚式の流れが大きく変わると言っても

いい。と思ってる

同じ『ｹｰｷ入刀』が入刀した瞬間に

『瞳を閉じて/平井堅』のサビの部分が流れたら・・・きっと

その入刀は素敵なものになるだろう。

同じ『ｹｰｷ入刀』で入刀の瞬間に

『火曜サスペンス劇場』が流れたらどうだろう・・・

ケーキの角に船越英一郎が立っているか確かめてしまうかもしれない

そんなことを音響の仕事のときはいつも考えながら、

新郎新婦のためにメリハリのある音楽を流してあげるように

してあげようと、いつも従業員と話しているのである。