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鬼道場日誌...(時々,温泉)

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2008.02.21
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カテゴリ:稽古

自分は少年時代から、今は亡き、九段藩士の広光先生に剣道を教わっていました。

昔の話になりますが、三段を合格したとき、審査会場に広光先生が来られていましたので、

誉めてもらうため「先生、三段合格しました」と報告に行ったところ「わしはそのような剣道を教えた憶えはない!わしだったら、落としていた」と反対に怒られてしまいました。

「相手と同時にメンを打ったときには、相手より速くメンを打ちなさい」といつも言われていたのです。

そのときの審査はどうだったかと言うと、相手が強かったせいか三回お互いにメンを打つ

チャンスがありながら、三回とも打たれてしまいました。その時は相手が強かったから仕方が

ないと思っていたのです。

時が流れて昇段審査を受けるたびに、何故か広光先生の言った言葉を思い出すのです。

相手と同時にメンを打つときには相手のメンより、速く打つこと。。

いつも頭に置いて稽古しようと思います。

                                                  つづく






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最終更新日  2008.02.21 23:25:07
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