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テーマ:剣道やろう!(850)
カテゴリ:稽古
自分は少年時代から、今は亡き、九段藩士の広光先生に剣道を教わっていました。 昔の話になりますが、三段を合格したとき、審査会場に広光先生が来られていましたので、 誉めてもらうため「先生、三段合格しました」と報告に行ったところ「わしはそのような剣道を教えた憶えはない!わしだったら、落としていた」と反対に怒られてしまいました。 「相手と同時にメンを打ったときには、相手より速くメンを打ちなさい」といつも言われていたのです。 そのときの審査はどうだったかと言うと、相手が強かったせいか三回お互いにメンを打つ チャンスがありながら、三回とも打たれてしまいました。その時は相手が強かったから仕方が ないと思っていたのです。 時が流れて昇段審査を受けるたびに、何故か広光先生の言った言葉を思い出すのです。 相手と同時にメンを打つときには相手のメンより、速く打つこと。。 いつも頭に置いて稽古しようと思います。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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