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鬼道場日誌...(時々,温泉)

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2008.02.23
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カテゴリ:少年剣道編

今は亡き九段藩士 広光秀国先生の事を書きます。

自分が少年時代通っていた剣道教室の稽古は、当時基本を重視した考えがあって、切り返し

・基本稽古・掛かり稽古 が中心で特別なものはなく、ごく普通でありました。ただ稽古終了後

みんなが正座しているときに、目の前で広光先生と当時九州 NO.1 F 大学レギュラーのYさん

との立ち合い稽古が始まるのです。広光先生は、とうに70歳をこえられており、Y さんは20歳

位ですので、どう考えてもYさんの方が強いに決まっているのですが、Yさんが本気で掛かって

何回打っていっても、不思議な事に広光先生のメンが先に当るのです。

結局Yさんは先生に1本も当てることが出来ずに、終わるのです。

その後、広光先生の話があり「わしはY 君が何回メンを打ってきてもそれより速くメンを打つ事が

出来る。相手と同時にメンを打つときには、相手より速くメンを打ちなさい」そう教わりました。

稽古の賜物だと思います。

今、自分が通っている鬼道場にも 広光先生が時々稽古に来られていたそうで、若い者が何人

掛かっていっても、広光先生には全く刃がたたなかったという、凄い伝説が今も残っています。

 






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最終更新日  2008.02.23 12:11:49
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