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鬼道場日誌...(時々,温泉)

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2011.04.09
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カテゴリ:技術

たまぁ~には、「剣道日本」から勉強になること 載せたいと思います。

鎧影さんのコメの中で時々、出てくる「階段を降りる面」 

 昔の剣道日本で見たことあったなぁ~?とか想い、自分の剣道日本コレクションを、読み漁りようやくこの記事にたどりつきました。

 

「階段を降りる面」とは、こうなのです。

剣道日本2006,11月号引用

IMG_0181.JPG

まず階段を昇るときを想像していただくとわかりますが、右足を踏み出したとき、足は上に、足裏は、前を向きます。

この状態を剣道に置き換えれば、打突の踏み込みでことさら足を上げ、膝より前に足先を出すことで、着地のときに膝と平行まで足を戻すような無駄な動きも出てきます。

足を上げたときに体重は左足一本にかかり、重心は後ろにかかるためアゴもあがります。

そして重心が後ろにかかることで身体は思ったよりも運べておらず、相手の面に竹刀を届かすためには無理に手をのばさなければなりません。

これでは、冴えのある一本は望めないでしょう。

では、反対に階段を降る状況を想像して下さい。

右足は膝主導で前に踏み出し、足先が前に出ることもありません。

足を上げることもないので、爪先と床が平行に、前に踏み出します。

こうすることで、身体は前に平行移動し、身体の軸がブレることもありません。

ドンと踏み下ろす感覚を持つことで、切り下ろす、斬る剣道の意識も出てきます。

つまるところは、いかに無駄を省くか、合理的な体の運用ができているか、ということです。

不合理なことをやっていては、技は決まらず、身体は疲れてしまいます。

この意識が貫かれていれば、身体はいつでも技の出せる状態にあるはずです。

あとは、どれだけ適切な機会に大胆な面を出せるか、その決断力にかかってくるでしょう。

 

という訳で、高足は自分が、指導に行ってる東花畑剣道教室の子にも多い。(おばちゃん剣士は、もっと多い。)

東花畑小学校には階段は、置いてないので、マットの上から、メン打ちの稽古をさせたことがあります。

皆、高足は、直ぐになおり、低空で、メンが打てるようになった。(この方法はイイと確信)

だけど、マットの上からじゃなかったら元にもどるとですバイ。

小学生の剣道指導も大変やねぇ~音符

剣道の教えも、色々、解からない事も多い。

そんな時、「剣道日本」が、頼れる。 ブログねたにも良いなぁ~スマイル

 






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最終更新日  2011.04.09 10:10:49
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