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テーマ:剣道やろう!(847)
カテゴリ:少年剣道編
「長幼の序」(孟子、五輪の一つ) 年長者は、先にたち 年少者は、後に従い、順序次第があって秩序みだれぬことを云う。
稽古の始めに礼をする時、上座が先生で 下座が弟子 (弟子は、段位には関係なく、年順に並ぶというのが、鬼道場流。) (段位順に並ぶってのも、ありますが。。。普通は、そうです) 自分は、鬼道場閉館後も、このやりかたを必ず守るし実行している。 自分より、年上の方が、おられる時は、たとえ段位が下の方でも下に並び、自分より若くても段位が上の方が、おられる時も、その下に並ぶ。 出稽古に行く時は、段位に関係なく一番下座に並ぶ。 出稽古先には、その場、その場のやり方があるので、出しゃばって、自分勝手に、指導したりする事は、やってはならない。 先生にも教えられたし、子供の頃より、ずっとやっている。 (剣道やってる者として当たり前ですけど)
ある剣道教室で、ビックリする光景を見た。
五段の先生の上座に三段が、座っている。 しかも、その三段の人、一番若いのに自分が中心になって子供たちを教えているでは、あ~りませんか! こいつ横着やねぇ~。 剣道わかってないのかも? 本来、五段の先生が上座で、中心になって子供たちを、教える姿が当たり前。 そのサポートをするのが三段の人の役目。 自己中心で、五段の先生の上に立ち指導してはならない。 一番上の先生から、了解得てるのであれば、別だが… たとへ、進められて三段の人が子供たちを指導する立場にあったにしても、五段の先生の上座に座るってのは良くない。 ありえない。
(鬼道場だったら、半殺しの目に合うなぁ~)
剣道は、年功序列で、階級(段位)社会。 謙虚でなくては、ならないのです。 世間的には、ずれてる事なのかも? しかし、これは昔からの剣道の教え。 多分、全国共通です。 剣道をやってる者ならば当然知っておくべきことなのです。
昔先生が鬼道場でやってこられたように、自分も 謙虚な態度で黒子として頑張りたいと、思っております。
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