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鬼道場日誌...(時々,温泉)

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2013.10.13
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カテゴリ:稽古

10月12日(土)  久々福岡武道館へ

今日は、範士八段の先生が2人もおられた。 (教士八段の先生は3人も…)
範士八段の先生の前は、有名ラーメン店のような長蛇の列。
こんなところに並んだって稽古時間が勿体無いかも?
ですが…範士八段の先生の列の所へ

やられるのは当然!打たれて当然。
そう思えたから、日頃と違う伸びたメンが打てた。
初太刀 大きくメンにでる。 

範士の先生はコテに出るが、仕留められず。
大きく打っていったのが良かったのか抜きメンを決める。
運が良かったのか!びっくり
それで、良い気になって同じ技を連発した。
二発目以降 一発も当たらずボコボコにされ終了。


      範士八段の先生の話。

初太刀は、良い抜きメンが決まった。
(それは、凄く誉められた。)

だからと言って調子に乗りすぎて同じ技を連発しても、当たるわけがない。
こちらにも考えがあるので、逆にそこを狙う。
メンが決まった後は、同じ技は使うべきでない。技を変えなさい。

 ナルホド~~~~。 この戦術いただき!


10月13日

西○○小剣道大会 審判に行く。
うちの東花剣の子供達が出場していたので見ていた。

「勝負は時の運」
勝敗に関係なく のびのびと、やってほしい。
負けて泣くな!とだけ言っておいた。

小学生は、基本どおりの教えられたとおりの剣スマイル
まあまあ。
そうでないのもいるが…

だが中学生になると基本からそれてくる。
学校の先輩達の剣道を真似するからだろうか?カッコ良いと思ってるのか?
悪すぎ!
メンを打った後、肘を曲げて 剣先は後ろ向き。(前に向けるように教えてたはずだが…)
折角 相手のメンに命中しているのに旗は上がらない。
打ちが軽くなる。

メンは、打った後が肝心。剣先は前向きにして確りと手を伸ばすとズシンと重い剣になるのです。


試合が終わった後、この事を飲み会で東花剣の○○先生に言った。

オレ、この先生 苦手。 


すると、彼らなりに頑張っている。
中学生になって身体が大きくなってスピードが速くなったとか…そういうのを誉めればいいのじぁないか?
技術どうのとか問題でない!
そんなの関係無いって。


それは違う。
知っているのならば悪いことは、悪いと教えなければならない。
でなければ本人は判らない。
なんでも誉めれば良いってもんじゃない。


あんた一人が教えている訳では無い! って。。。
本音で言ってるのだろう?
やってられんなぁ~。
オレも大人にならなければいけないが、剣道の考えが違って合わない。

もう、いっしょに飲みたくないなぁ~。

      ー余談ー

昇段審査が近づくと自分の師匠(故、広光秀国範士九段)を思い出す。
三段審査に合格したとき、審査会場に先生がおられたので合格を知らせに行った。
先生、三段合格しました 
喜ぶだろうと思った。
「ばかもん! わしは そんな剣道教えた覚えはない!」
「わしが審査員だったら落としていた。 そんなことではお前は四段になれん」

メッチャクチャ怒られた。
怒られたけど、凄く尊敬していた。


今思えば、相手は強かった。
3回相メンのチャンスがありながら、3回とも打たれた。

そのころの先生の教え。
「相手と同時にメンに出たならば、相手より速くメンを打ちなさい。」
意味不明???


先生は80歳を超えていた。当時九州NO,1のF大のレギュラーY下先輩相手に、自分らの前で相メンをやってみせた。

何回やってもわしは、Y下くんより速い。

神業だった。 
先生は、剣道の天才だから できるのだろうけどオレにはムリ。


時が過ぎ、昇段審査を受けるたび、先生を思い出しては、相メンの練習に励む。

この稽古を始めて数十年。
段々と、先生の指導の意味が判るようになってきたがまだ間が悪い。。。

今度の昇段審査で快心のメン! 決めるぞ。



本物の教えとは、時が経たないと 判らないのである。






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最終更新日  2013.10.14 20:40:01
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