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鬼道場日誌...(時々,温泉)

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2016.03.13
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カテゴリ:少年剣道編

3月12日(土) 福岡一信館。

子供たちは、基本稽古やって、先生との稽古をやってから

明日ある試合にそなえて、立合い稽古をやっていた。

 

その様子を、じっと見ていた。

 一信館は、強豪道場。

子供達は、元気が良くて一生懸命。

自分はここで稽古するのが楽しみ。

皆、レベルが高くて強い。

しかし、その中で上手な子と、そうでもない子がいて技術(要領)の差というものがあるのだ。

 

 ●上手な子は、確り基本ができて、構え、攻めができている。 言うまでもなく稽古している。

 そうでもない子は、それなり。。。

 

 ●上手な子は、出ばなメン、出コテ、摺り上げメン、抜きドウ 等が打てる!

 そうでもない子は、直ぐ避ける。

 

 ここが最大の見せ場で、この場面の駆け引きが、出来るかどうかが勝敗の鍵になる。

相手がメンを打ってくるのに対して、技を出して打てるのか? 避けるのか?

これが試合に強い子と、そうでない子の差。

 

自分が子供の頃の先生は、「相手と同時にメンを打つとき、相手より速くメンを打ちなさい」と口酸っぱく成る程言われた。

今、自分はそれだけは守り続けているが。。。

 

講習会で習った話だが、

武士と、武士の果し合いにおいて相手が強い場合、自分だけ生きのびて相手を殺すなんてのは虫がよい。

必ず相打ちを狙う。

相手を殺す、そして自分も死ぬ。

それで良いのである。

自分が死んでも良いという覚悟がいるのである。

本当の武士道精神とは、こんな物。

 

剣道の試合でも打たれても良いという覚悟がいる。

相手がメンを打ってくる所を避けるのは、もっての外、

もっとも、カッコ悪く 勝てない理由なのである。

 






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最終更新日  2016.03.13 18:40:00
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