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カテゴリ:TVドラマ
久しぶりのTVドラマ! 思わずDVDに録画しました。
鬼平はもはや吉右衛門のものは見られないであろう、と諦めていました。そんな中で、 まさやの秋山小兵衛登場には、嬉しい限り。 鬼平中間部屋ですが、まあ、池波先生の作品つながり、ということで。 この話は、小説ではあまり覚えていません。ただ大二郎の名をかたる辻斬りの事件から この話は始まります。 松平と一橋との間の政権争いがこの話の根底。 鬼平でもありましたなあ。それこそ、今の世の中にはありきたりになってしまっている 情けない話ですが。 ラストの方では、話し合いをしない片方(双方ではないのが味噌ですが)の思い込みから 事件が大きくなった決着をつけます。 今会社勤めをしておりますが、こういった「話をしない」「相手を知ろうとしない」という 片方だけの思い込みの事件や出来事が日常茶飯事。情報伝達の薄い江戸時代の頃とは違う 現代で、自分の意見だけを通す世の中、会社、社会というのが寂しい限りです。 そんな世の中に報いたいのもあって、ある計画を僕が立てています。 「不便な穏やかな暮らしのできる街」 そんな世の中は、小兵衛、鬼平の生きた時代の目標だったように思う、ドラマでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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