わたしのブログ

テレビ朝日のドラマ「告知せず」のラストシーンを見ました。
渡さん高畑さんのやり取り、（滝沢君も）を見ていて、
母のときのことを思い出します。

あの時は、僕一人だったんですが。
つまり、母の最期を看取ったのは。
三日間くらい、意識不明で、うなされ、叫んだりしていた、
もうだめかと、みんなが集まったんですが、山を越えたかのように、
次の日、けろっとしたように、元気に僕に話しかけた母。

一応、峠を越したと言うので、みんな、戻り、僕だけが、
一夜を、ベッドの横で過ごしました。

朝、二人で話をしていました。
もう少し、早く入院すればよかったね、って。
それまで、何度も、いくら治療しても、全然よくならなくて、
なんでかな？とか、がんじゃないのかな？とか、
家でも、病院でも、一緒にいた僕に話しかけていた。

でも、このドラマと同じように、父との約束で、告知しなかった。
告知しておけばよかったと、今でも思う。

やはり、子供を残して、若くして先立つのは、
とても辛かったはず。

「もう少し、早く入院すればよかったね」って。
僕に、やさしく話しかけてくれた、
その、次の瞬間、大きな息をして、目がひっくり返って、
そのまま息を引き取りました。

さっきのドラマのように・・・。

あんなにきれいじゃないけど、高畑さんは、母に感じが似ているし、
涙なくして、見ていられませんでした。

人間、必ず、いつかは、死にますよね。
「死ぬまで生きる」って、
よく、かみさんが言います。

でも、やっぱり、この年になったら、
そして、現代なら情報が多いから、
告知するべきでしょうね。

本人にも、家族のためにも・・・。

今日は、ちょっと重たい話題になってしまいました。

では。

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