洋楽を聴いて思いついた言葉です。いやー、なんだろう。説明できないが結論を見てもらうと「あぁなるほどな。」と分かるような分からないような。あーいってる事わかんねぇや。とにかく今日は真剣に音楽について語る。そう決めて楽天にきた俺(どんな目的)

１．ナチュラリー７
２．ジョン・ウイリアムズ
３．m-flo
４．菅野よう子

今回買ったＣＤ共ですね。

１．
「１００％声のみの演奏！」と書いていたくせに、めちゃくちゃストロークしますがギター。と思いつつも「すげぇ」と謂わしめましたこの俺に(過信気味な自分)センスがいいですわな。
ゴスペルはルートのスケールで和音を構成するもんだと俺は思ってたのですが、こいつらやけに音をぶつける。そしてストリングスまで声でやる。
でもゴスペルのすげぇのって、倍音使うから「うわっきたねぇ」って思う音でも、リバーブが聴いて最後の残った音でスーッと素直に入るんですねぇ。誰だよこんなかっこいい事思いついた奴。すげぇよ。
今までのアカペラアーティストとは違うと確かに思った。Ｔａｋｅ６もすげぇと思ったがこいつらはエンターテイナーな部分でかっこいいね。
中でも飛びぬけてんのが２テナーのﾄﾞｩﾜｲﾄ･ｽﾁｭｱｰﾄ。リズムセンスがいい。けだるさを見事に最後で解決させてる。
「Another you」。これ一番。最高。

２．
まぁ、ﾊﾘｰﾎﾟｯﾀｰ三作目の音楽ですわな。一作目は持ってて、二作目は「あー別に持っててもきかねぇや」と思ったが、三作目は音楽の面においては多分一番だな。え、これﾊﾘｰﾎﾟｯﾀｰで流れるのか？みたいな。でもテーマは忠実にコードを流れてる。ウイリアム氏は確か７０代そろそろ中盤だと思ったけどなぁ…天に召される前に生で聴いてみたいもんだ。つかハリウッド音楽手がける人間の一日の行動と脳内を徹底的に調べたい。

３．
VERBAL、見直した。俺LISA時代の時いいなぁと思ってたけど、その後からどんどん腐って行ったから「もう終わるのか」って決め付けてたけど、前言撤回、申し訳ない。でもアルバムの内容は凹凸激しいよね。確実に「アルバムにしていいの？」っていうのあったよね。直訳すると「だらだらしてると灰になる」人たちとのコラボはちょとやばかったよね。
だってお前、インタビューでも「これはすぐ出来ました。アルバム収録曲の中で最初に。時間もかかりませんでした」って暴露しちゃってるよね。まぁ気持ちは分からないでもないけどな(何が)
BOAの「the LOVE Bug」はもう、俺の好みにバッチリすぎた。後ろで一生鳴ってるピアノといい、エフェクターの使い方といいね、いやーナイス。待ってたよお前を。日本腐るとこだったよお前いないと。

４．
おせぇよってつっこまれそうなCD「COWBOY BEBOP」の第一弾サントラ。おせぇよ(自虐かよ)菅野よう子の年齢知ってる方いたら教えて下さい。おそらくこいつ人間じゃないと思います(失言すぎ)
「Tank!!」…やばいよね。やべぇよ。これしらねー奴マジで音楽語らない方いいよ。まぁ誰でも確実に聴いた事はあると思うが、ちゃんと聴いてみ？部屋暗くして、聴覚だけを研ぎ澄まして聴いてみ？ビックバンドじゃねぇんだよ、フュージョンなんだよ実はこの音楽。Keyboadは誰って、菅野よう子本人なんだよ。
カーボーイビバップのアニメは知られすぎだけど、その演奏者「シートベルツ」はあまり知られてない。俺トランペットが好きね。でもマイルスデイビスのドスには負けるよ(当たり前だ)

で、今全部聴き終わったんだけど、思った事は、つか気付いた事はさ、日本の音楽が何で海外に負けてるかって、それ単純な事だったんだよ。演奏者、アレンジャー、機材共にクソだからだよ。演奏よくてもアレンジがどうしようもなくクソ、曲想良くてもアーティストに感情がない、両者まぁまぁ聴けても音源がクソ。そりゃ負けるわ。まぁぶっちゃけセンスがないのが致命的ですけどNE(ザ・人事)

そんな事を考えていたら、かの有名な「坂本龍一」ことさかもっちゃん(別人)のインタビュー思い出したんだけど、
「俺ね、戦場のメリークリスマス(戦メリ)が何で売れるかわかんねーんだよ。えっ？なんであれ売れたの？演歌じゃんって。でもまぁ売れたからそれでいっか♪みたいなノリだったんだよね(笑)」
(笑)で済ませていいのかと問いたい位に有名な曲ですけど坂本さん。まっちゃんにギター弾かせといてそれはないんじゃないですか…？でもその言葉がふと蘇ったんだよね。で、戦メリを友達から無理言って送ってもらって聴いてみると。まぁ、そうかもなぁと思ったよね。俺もまだ勉強中だからわかんねぇけど、確かに雑だなぁと感じる部分はあった。

だからといって日本の「歌謡曲」と呼ばれるものを否定する訳ではない。日本にしか「歌謡曲」っていうジャンルはないから。それはレアだと思うよ。これは文化だな。だから日本人っぽいのが外人からすれば「だせぇ」と思うんだろうし、日本人からして見ればJazz類は「意味わかんねぇ」になるんだろうし。そのセンスはその人間自身が決める事だからしょうがない。どれが正解とかもないし。

「音楽は科学」的発想で言うなら、確実に遅れているのは日本。だって、たとえるなら音源の話で。バイオリンっていう弦楽器あるじゃん。あれの奏法はアップかダウンか。その音は全然違うのよ。弓が馬の毛な訳だから「流れのままに弾く」か「流れに逆らって弾く」か。なのに日本にある機材はその区別がされてないっていうね。そりゃーあんたしょぼく聞こえる訳だよ深く残せない訳だよ。じゃーその区別された音をつくりゃーいいじゃんって、実はこの日本にその事知ってる社員がいねぇんだよ。音楽なめてんのかおめぇら。
音楽は娯楽然り、音楽は科学然り、音楽に答えはない。かと言ってなめてかかると自己満足で終わるのが音楽だよ。「音楽極めたい」とか「俺、音楽バカだから」とか言う奴見ると心底殴りたくなってたけど、今はそれを通り越して笑えるっていうね。

でも俺みたいにこういう思考になるともはや音楽を心から楽しめてるというと嘘になるよな。疑ってかかってる訳だから。純粋に楽しみたい奴では無くなりたくないなら、日本で留まっておいたほうがいいっつー、俺なりの結論。
と、ここまで書いたからすっきりして寝る。皮肉たっぷりの弟でした。