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テーマ:高校野球(3681)
カテゴリ:野(のぼうる)球
また、熱い夏がやってきた。
8年前の高校野球地区予選千葉県大会決勝。処は、千葉マリン。 夢破れし時、9回最後のバッターになったのが123家【三男】だった。 スタンドで兄の姿を見ていた【四男】も(当時、小学5年生) 今や、現役野球部部員3年生。高校は違えど。 その四男が所属する野球部が4回戦を突破し、ベスト16。 次の戦いの舞台は・・・・・ついに来た、【千葉マリン】!! 常に積極的、声を出し、やる気、ガッツを見せ、 自分の実力を120%以上にアピールしていた【三男】。 足は決して速くなかったが、 自ら雰囲気をつくり、仕種で魅せ、遅さを走塁の巧さでカバーする。 塁に出ると執拗に牽制された、なんちゃって俊足ランナー。 堅守のセカンドレギュラー。 かたや、チーム一の俊足。 セフティーバントはかなりの確立で成功させる。 しかし、いかんせん、自ら前に出て行くタイプではなく、 他人を押しのけてでも、という気迫、競争意識が表に出てこない【四男】。 控えのセンター、代走要因。 おっとりとしたタイプで、闘争心に欠けているように見えるのだという。 町内会ソフトの監督でもあり、小学生の頃から指導してきた父にとっては、 歯がゆくてしかたないようだ。家で何度も怒鳴ったり、叱咤激励をしていた。 昨年、3年生が抜けた新チームでベンチ入りメンバーから外れた。背番号がもらえなかった。 レギュラーを見据えていた両親は、相当ショックを受けたようだ。 (四男の部活が生活の中心となっている) しかし、当たり前だが一番こたえたのは本人だったのだと思う。 奮起を促す、監督の意向もあったのだろう。 それから取り組み方がかわったように思う。 応援してくれる人も多い。 「どうして、もっと出場させないの」と言ってくれる父兄も多いときく。 練習試合などで四男が活躍すると、母の携帯には次々とメールがくる。 四男を応援する為だけに、 遠い球場まで毎回足を運んでくれる方もいる。 先輩たちにも可愛がられているようだ。 Aシードが次々と消え、混戦模様の千葉県予選。 四男の高校のこの日の対戦相手は、最後に残ったAシード高だった。 先制される苦しい展開、四男の出番が来た。 【 代走 】 セカンドまで進むと、次打者は鋭いライト前ヒット! 打球が強すぎる。しかも正面だ。 しかし、四男は三塁をまわっていた・・・ セーフ。 かなりギリギリのタイミングかと思ったが、 カットした一塁手が若干もたついた為か、クロスプレーにはならなかった。 暴走と好走は紙一重だとよく言うが、今回は思い切りの良さがプラスに出た。 ようやく1点が入った。 この回は、それ以上点をあげることが出来なかったが、反撃の口火となった。 (試合後、OBの方々からお褒めの言葉を頂いたようだ) 9回裏、二点差を追いつき同点。 その後、無死二三塁でスクイズ失敗、サヨナラの絶好機を逃す、 という信じられない采配、展開になるも、 10回裏、二番バッターの2試合連続となるホームランでサヨナラ勝ち! ふぅ~、際どい勝負。 信じられないプレー、ミスが双方に出る。審判のジャッジも怪しい。 傍から見たならば、いろいろと注文をつけたくなるような試合。 エースを温存したかったのか、相手高の投手交代タイミングの拙さにも助けられた。 が、負けたら終わりの高校野球。 当たり前だが、勝ったことが何より大きい。次に繋げたのが大きい。 まずは、ベスト16おめでとう。 これからも自信をもってプレーして欲しい。 でもまだまだこれから。ひとつずつ。 まずは、マリンで笑ってくれ。 次の対戦相手は、ここまで失点0。 しかもベスト16を決めた試合では、継投で9回ノーヒットノーラン。 まるでマンガだよ(笑)強すぎ。 堅実で、とても安定感のあるチームだという印象。 それに対する四男の高校は・・・ はっきりいって荒削りで発展途上。監督の采配にもかなり疑問符がつく。 だが、一つ前の試合は7、8回に5点を取っての逆転勝ちだったし、勢いはある。 8年前の三男のR高もこんな危なっかしい(笑)チームだった。 チャンスはある。いけるぞ。 楽しみです。 はっきりいって仕事どろこではない。 過去の日記を紹介しておきます。 ◆再三再四 03年07/29・・・123家の高校野球【1】 ◆三男散ってまた四男 03年07/30・・・123家の高校野球【2】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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