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テーマ:お勧めの本(7398)
カテゴリ:魔読、味読、無毒、眼読、も、どく?
名前を並べたが、別にこの二人が何かをはじめるというわけではない。
かなり以前にも、『清水義範と土屋賢二』という形で日記を書いた。 まぁ要するに、“特に気になる二人”ということ。 【伊坂幸太郎】に関していえば、 “個人的に大注目しています!”という人が、かなりいるはず。 楽天内のテーマ日記をみても、かなり取り上げられることが多く、 最早、新刊が出ようものならちょっとしたお祭り騒ぎになる。(本当か?) もちろん、出版社、本屋さん、業界からの大プッシュもあるだろう。 私自身は、先日『死神の精度』を読了。(感想はまだまだ書けていないけど) これで単行本は全て読んだはず。 浮気性な私・・・じゃない、飽きっぽい、目先を変えたがりの私にとって、 一人の作家の作品を短期間に数冊読む、ということはあまりない。 でも、伊坂作品は読まずにいられない。寝かしておきたくない。 今、読みたい。そう思ってしまう。 ここまで以下の順に読んだ。(刊行順でないのが少し悔しい) 『陽気なギャングが地球を回す』に始まり、 『オーデュボンの祈り』→『ラッシュライフ』→『重力ピエロ』→ 『アヒルと鴨のコインロッカー』→『チルドレン』→『グラスホッパー』→『死神の精度』。 やはり読後感がいい。 「いっちょ、真っ直ぐ歩き出して見るか」という気持ちになるような。 すっかりその世界にはいっていけるし、会話文を読んでいても気持ちいい。 今のところ、ハズレもない。恐るべし!! さて、一方の【荻原浩】。 最近、『明日の記憶』が本屋大賞にノミネートされて注目されたが、 もっともっと、この作家は評価されてもいいのではないか?既にされているかもしれないけど。 (私の情報収集力は相当怪しいが、楽天内テーマ別日記などでとりあげらることはそう多くない) えらそうなことを言っているが、まだ4冊しか読了していない。 『オロロ畑でつかまえて』では、「のどかなユーモアがいいなぁ」くらいだったが、 次に読んだ『ハードボイルド・エッグ』で、ハートを射抜かれた(笑) すっかり“ユーモア小説作家”と認識していたところに、『明日の記憶』でガツンと衝撃。 と、これまたつい最近読んだ『噂』(2001年刊行)でさらに追加点!! 古本屋で見つけるまで存在を知らなかったし、それほど注目された作品ではないと思う。 でもとても面白かった!!ミステリなんだけど、他の作品と雰囲気が違う。 『明日の記憶』の前に、こんなラストを描いていたのか。 4作の質の高さ、荻原浩の懐の深さに驚きました。まだまだいけそう。 これからはどんどん優先的に読んでいくつもり。未読作品が多数あるのが幸せ。 というわけで、両作家とも“新作が出たら即買い”リスト入り決定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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