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2003年06月05日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
正直言って、そのうち息子かわいさに謝ってくるだろうと思っていた私達。
それまではのんびり2人の暮らしを満喫してやろうと思っていました。
もちろん旦那はまだまだ怒っていましたし、こちらから電話する気持ちは
これっぽっちもありませんでした。

私の親にはマンションの許しをもらった事やモデルルームに見学に
来る事なども話していたので、結局全ての経緯を話しました。
まず最初にブチギレたのは私の母でした。母曰く、
「自分の子供達が家を買うまで成長したのを喜ぶのが親なのに
 どこまで子供の将来を邪魔したら気が済むんだよ!あのクソババアめ!!」

興奮する母は「私が文句の電話をしてやる!」と。(笑)
私達が色んなことを調べたり、マンション購入を楽しみにしていたのを
よく知っていたので余計頭にきたんでしょう。

私の兄弟達も話を聞くと口々に「それはひどい!」と言っては
慰めてくれたりして、私の中の怒りも緩和されていくように感じました。
こんな時は兄弟や、親のあたたかさを有り難く思います。

父は、というとその話を聞くや否やおおらかに笑い始めました。
「そうか、そんな事があったのか。でもな、今までむこうのお義母さんは
 ものすごく厳しい生き方をしてきたんだよ。
 あんなオヤジと別れて再婚したり、一人で子育てしたほうがずっとずっと
 楽だったと思うよ。でも一番厳しい生き方を選んだ人なんだよ。
 そんな人がお前達に素直に謝ってくると思うか?
 多分自分は間違ってるなんて全く思ってないと思うよ。」と。

なんだかやたらと納得してしまう父の言葉でした。父は、
「きっとお前達が許してやらなかったら、死ぬまで連絡なんかしてこない
 と思うよ。頑なに生きてきた人だから。お前達が大人になって許してやれ」と。

付き合ってる当時から私の父を慕っていた旦那もこの言葉には困惑顔。
「でもやっぱり自分の奥さんを侮辱したのは絶対に許せないんです」と旦那。
そんな様子をみながら少し嬉しそうな顔した父。
「それは分かるけど、親って年取ると子供みたいなもんなんだよな。
 わがまま言ってみたり、だだこねたりして子供困らせちゃったりさ。
 しかたねぇなぁって、お前達が許してやらないとかわいそうだよ。
 お義母さんのそばには誰もいないんだから。」

その日、私の頭の中には父の言葉が繰り返し聞こえてきて離れませんでした。
旦那もずっと考え込んでいたようです。葛藤している様子がよく分かりました。

そして旦那は、ある決心を私に話すのです。。。





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最終更新日  2003年06月05日 16時24分00秒
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