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「母の日ってもうすぐだったよね。」
旦那がふいに話し掛けたのは4月のあるの日のこと。 優しい旦那。きっとそういうことを言うと思っていました。 そして私はそんな旦那の優しさが嫌いではないから。 私は父に言われたから、というより私の母の言葉が気になっていました。 ある時母は「向こうのお義母さんはあんたのことが憎くて憎くて 仕方ないんだろうねぇ」と寂しそうに言っていました。 「ずーっと大事に育ててきたのに大きくなった途端に家から出てしまって 何年か一緒にいただけなのに、その女の色に染まってしまった。 私の息子なのに、その女の味方ばっかり。 あの女さえいなければこんな喧嘩だってしなかったのに!」 とか、思ってるんじゃないの。と母が言いました。 確かに言ってそうですね。悪いことは全て私のせいにする人ですから。 でもどんな人でも旦那の母であることに違いはありません。 私には、一人で住むには広い部屋でぽつんとさみしそうにしている 姑の姿を思ってはどうするべきか迷うようになっていました。 そして私は「母の日ギフト」のパンフなどをさりげなく置いておきました。 私からは言いたくなかったけれど、旦那が言い出すならそうしようと。 今回の一連の流れは、旦那と姑の親子関係のこじれであって、 私と姑の、いわゆる「嫁姑問題」ではないから。 「メッセージも何も書かないで花だけ贈ろうかな・・?」 そのパンフを見ながら私の顔色を伺うようにそう言った旦那。 「そうしてあげたいって気持ちがあるならそうしたらいいんじゃない? 私は旦那さんがしたいようにするのが一番だと思うよ」と答えました。 それは本心からでた答えだったけど、あんな喧嘩をした後だから 姑が素直に喜ぶのか私には疑問でした。 「ねぇ、お花贈るのはいいと思うけど、喜んでくれないかもしれないよ? “こんなの贈ってきてどういうつもり?!”って言ってくる可能性もあるよね? そういう事もふまえて、何を言われてもプレゼントしてあげたいって思うなら 私は素晴らしいことだと思うよ。」と言いました。 意地悪なこと言っちゃったかなって気になったその瞬間。 「そうだよね、いかにも言いそうな事だよなぁ。やーーめた!」 あっけらかんとした旦那の様子に思わず笑ってしまった私。 ずいぶんたくましくなったなぁ。としみじみ思ったのでした。 ______________________________ いつもお越し下さる皆さん、この度1万ヒット達成いたしました!! 本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます。 私の日記はもうほぼ現在に近づいています。 このあと、重大な事実が発覚しますがその話はまた次の時に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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