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曖昧さは、日本人と日本の文化の特色だそうです。
(~だそうです。と使う私もあいまいな日本です。笑) 以前読んだ本に、日本語のあいまいさの代表的な例ということで、電車内の「携帯電話に関する放送」というのがありました。 たとえば、「携帯電話のご使用は、まわりのお客様のご迷惑になりますので、ご遠慮くださいますようにお願いいたします」 という表現では、「携帯電話の禁止」なのか「禁止でないのか」よく分からないということです。 表現の形式・構造からいうと、 1・センテンスが長い 2・もって回った表現 3・敬語を使って慇懃で丁寧すぎる のだそうです。 また、単語からみると、「まわり」や「遠慮」や「迷惑」などあいまいな言葉を使うと人によって意味の受け取り方が違ってしまいます。 (つまり、「まわりに迷惑でなければ使ってもいい」というように考える人が出てしまうということでしょうかね) では、どんな表現がいいのでしょうか? 改善した例としては、「携帯電話のご使用は、医療機器をつけているお客様のご迷惑になりますので、ご遠慮くださいますようお願いいたします」。 これを、更に改善した例として、「携帯電話のご使用は、医療機器に影響を及ぼす恐れがありますので、電源をお切りいただきますようお願いいたします」。 これを、更に論理的に表現してみると、「車内の携帯電話の利用は禁止します」「携帯電話の電源は切ってください」となります。 つまり、論理的表現というのは、単刀直入にいうということになるのかも知れません。 これは人に何かを頼む・指示する時も同じです。 皆さんも奥さんなんかに、回りくどい表現を使いすぎていませんか? 時には「単刀直入に言う」ということが大切かも知れませんね。 曖昧さは日本の文化?part2 → 続きはこちらに書きました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.06 12:31:38
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