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カテゴリ:マーケティング
先日、飲み会の席で、
「最近犬を飼ったんだけど、人が来ると『ワンワン!!』うるさくてね。 『ダメ!』って何度叱っても全然言うことを聞かないし。まいったよ。」 というような話が出ていました。 でも、犬の気持ちを代弁してみると、きっと、 「『ダメ』って言ってたの?機嫌悪いなぁとは思ったけどさぁ。」 なんって思ってるんじゃないでしょうか。 で、その原因ですが、それは、 「犬に何がダメなのかっていうことがまったく伝わっていない」 ということ。 たまたま何かの動作を見せたら、自分にとって好都合のことがおきた。 だからより動機が高められ、その動作を繰り返す。 この学習プロセスを、学問的な言葉で『オペラント条件付け』っていいます。 この概念は、アメリカの心理学者、B・F・スキナーによって発見された、 「行動をおこす前の出来事ではなく、行動をおこした結果によってその行動の学習が促される」 というものです。 さっきの犬の例で説明すると、 自分で状況をオペレート(操作)して(=吠えるってことですね) ほしいものを得る(=飼い主に来てもらう)という状況になってしまっているんですね。 ですから、犬に伝えたいことを理解してもらうためには、 犬が言うことを聞いたその瞬間、つまり吠えるのをやめた瞬間に 「よし。それで良いんだよ。」 というご褒美をあげることが、基本のようです。 やっぱり「怒るより褒める」っていうのが、人の教育でも基本ですから。 あとは、「どう褒めるか」そのタイミングも重要です。 褒めすぎるのも問題なようですので、気をつけてくださいね。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.14 23:16:46
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