|
カテゴリ:マーケティング
昨日は価格設定について考えてみました。
そういえば、先日お昼を食べたレストランで、 「20%割引券」なるものをもらいました。 これって本当に2割引なのでしょうか? ここに、数字のトリックが隠されています。 例えば、1000円のランチを1回食べ、 2回目に20%の割引を使って同じランチを食べたとすると、 2回目は800円になります。 普通、このように1回ごとの割引率に目がいきますが、 正確に計算するためには、1回目、2回目の合計で計算する必要があります。 そうなると、割引率は10%になります。 見た目の割引率も減るし、次回の来店の動機づけにもなります。 家電量販店なんかがポイントカードを発行するのは、このためです。 昔、読んだ本に航空会社のキャンペーンのことが載っていました。 某航空会社が実施した「50人に1人無料キャッシュバックキャンペーン」は圧巻だ。 たとえば、2万円の航空券の割引率を計算した場合、 2万/2万×50人=0.02となり、 航空会社にとっては、たった2%の割引でインパクトのあるキャンペーンを実施できる。 「ただいまご購入のチケットから、400円割引いたしま~す」などと言われるよりは、 「無料」という言葉のほうがよっぽどひかれれる。・・・ 割引一つでも、さまざまな方法があるんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.17 10:34:36
コメント(0) | コメントを書く
[マーケティング] カテゴリの最新記事
|