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色彩が、時間感覚に影響を与えるというお話です。
例えば、カラオケル-ムに行ったとします。 人数が多かったので、赤い部屋と青い部屋に分かれて入り、 1時間利用することにしました。 果たして、1時間後に部屋から出てきた人達の言った言葉はどうだったでしょう? 赤い部屋から出てきた人達は口々に 「あ~ぁ、たっぷり歌えて満足だったな~!」 青い部屋から出てきた人達は、それを聞いて驚きました。 「えっ?うそ?時間が短くて物足りないよ。もう少し長くいたかったなぁ」 つまり、暖色(赤系)の環境では時間が過大評価され、 時間を長く感じる心理的効果があるのに対して、 寒色(青系)の環境では逆に過少評価され、時間が短く感じるのです。 不思議ですね。 これを歯科医院の内装で考えてみると、 出来るだけ時間を短く感じ、疲れも軽減させた方がいいので、 寒色系のインテリアが良いということになるのでしょうか。 ただ、寒色系といっても、色の組み合わせはたくさんあります。 色は、ベースになる色だけでも1,200色以上、 細かくは1万色以上あるそうです。 色を選ぶ場所も、壁のクロスや床のフローリング材だったり、 ドアやサッシ・パーテーションやインテリア類だったり。 考えると沢山あります。 なので、先生の好みの色が必ずしも適しているとはいえません。 大切なのは、 患者さんに「安心して診療が受けられる」と思っていただけることです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.17 15:40:19
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