ドルフィン・ヒーリング・タイム～私は主婦ヒーラー

私が見えない世界に出会ったのは1990年。
あれからもう27年。

見えない世界の扉を開けてくださったのが真氣光の先代会長。
本当にお世話になった。
今の私があるのも先代会長のお陰だし、
主人と結婚できたのも先代会長のお陰以外の何物でもない。

今でこそ「氣」という言葉も、「癒し」という言葉も、
ずいぶんと広まった感があるのだけれどあの当時は本当に、
ごくごく一部のマニアックな方々にしか通じない言葉だった。
通じないというより、理解されないと言った方が正解かもしれない。

そんな時代に、精力的に活躍し、
強烈な印象を与え一気に駆け抜けた方だった。

病気で苦しむ方や、色々な問題を抱えていた方には

常に優しいまなざしを向けた方でもあった。

直接、先代会長から教えを受けた者として、
地に足を付け、見えない世界を実践していかなければと改めて思う。
感謝の気持ちをお返しするのは先代会長ではなく、
サロンにお越しいただいた縁ある方々。
会長への感謝を胸に日々努力あるのみである。

カタチのない財産。

カタチある財産。

どちらが良いとか悪いとかではなく、

その財産をどう活かし、どう使うかなのだと思う。

録画しておいたテレビ番組をみた。

昨日、フジテレビで放映した「私の家を壊して下さい」
サブタイトルに、

「減らせ!空き家問題!密着!家を重機で壊すド迫力映像」とある。

思い出の詰まった我が家を取り壊す決心をした方に密着し、
解体業者との打ち合わせや解体の現場に立ち会う番組だ。
見ていて切なくなってきた。

空き家を放置して良い事は何一つない・・と、

今までの色々な報道を見ていて思っていたが、

（ネズミの住処になったり不審者が住みついてしまったり、

放火の心配やら伸び放題の雑草にご近所が迷惑したり・・・など）
やはり所有者側の思いとして、「さあ壊そう!」と、

そう簡単に割り切れない思いがあると画面からひしひしと伝わってきた。

私も主人も、実は他人事ではない。
そう遠くない未来に、それぞれの実家をどうするかという問題は、
確実に我が身に降りかかってくるのである。

カタチがあるモノはいつか崩れる。
そのいつかが出来れば自分の時ではないことをヒトは皆祈るのかもしれない。

「家は壊れても思い出は心の中にある」と、

築50年の亡きご主人との思い出の家を壊した女性がいた。

その方の潔さと家族への深い愛情に、思わずもらい泣きをしてしまった。

自らの意志で壊す人も居れば、

不幸にも地震や水害、火災などの不可抗力で、

家を失くす人も居る。

いつか消えてなくなるものを所有するというコトは、
一体どういう意味を持つのか。

この広い地球に、
消えて行くもの、そして新しく生れるもの。
その混在する中に私たちは生きている。

本当に大事なものは何かを、
あらためて考える機会を貰えた気がする。
私にとって貴重な番組だった。番組に登場した方々に感謝したい。

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