久々にレンタル屋でDVDを借りて来ました。
映画館で見て凄く良かった「ヴァン・ヘルシング」と、かねてから観たいと思ってた「真珠の耳飾りの少女」。
そして、今日の日記タイトルになってる「花咲ける騎士道」
「花咲ける騎士道」は、2003年のフランス映画で、全然知らなかったのですが、フッと目に留まってパッケージを見れば面白そうな映画!
中世フランスのコスチュームものです。(私好み!)
フランスのタイトルは「Fanfan La Tulip(ファンファン ラ チューリップ)」
主人公の名前です。
ルイ15世が君臨するフランス中世時代。近隣各国との戦争が絶えず起こっている時代。
ファンファンは女にモテモテで、すぐ結婚の約束を交わすけれど、全くその気なし。
でも、農夫の娘と無理やり結婚させられそうな事態に陥ります。
何とか切り抜け、占いの出来る女と出会って、将来は王女様と結婚してお城の主になるとの宣託を受けます。
そのためには兵士に志願し、出世すること。(本当は兵士志願の男を増やすための放言!)
ま、この占いはファンファンにとれば、遠からず当たってたのですけどね。
真の悪を暴いて「英雄ファンファン ラ チューリップ」になる、ラブ・コメディー系のお話です。
でもね~。すんごい良かったですよ。
主人公のファンファンを演じているのは「ヴァンサン・ペレーズ」というフランスの俳優さんなんだけど、素晴らしい運動能力でほとんどスタントなしでアクションシーンをこなしてるんです。
また、そのアクションがCG一切なしで凄い身のこなし!
撮影前にサーカス団で勉強したりしたそうですよ。
アクションも大概の映画は動きが止まった時にセリフを言ってますが、この映画は長く激しいアクションシーンでテンコ盛りのセリフがあるんですヮ。
これは難しい事だと思います。体の動きを把握しながら、(相手もいますからね)セリフも正確に言う。
相当、鍛錬を積まなければ出来ないでしょうね。
ヒロインは「ペネロペ・クルス」
『ラックス・スパーリッチ』(シャンプー)のCMに以前出てましたね。
ジョニー・デップとは「ブロウ」という映画で共演しています。
綺麗だし、演技もアクションも上手かった。フランス語もちゃんと話してるし、賢い女優さんです。
コメディーではあるけれど、お話としては陳腐にならず、最後まで楽しめた映画です。
2003年。。いや04年かな。カンヌ映画祭でオープニングを飾った映画だそうです。
フランス映画ってあまり観る機会がないけれど、丁寧に映画を作ってるって印象を受けました。
音楽も良かったし、コスチュームは言わずもがなですし、結構、掘り出し物の映画でした。
作品紹介のページ↓
「@nifty 花咲ける騎士道」