行って来ましたーー♪ ジョニーの最新作「チャーリーとチョコレート工場!
公式HP→「チャーリーとチョコレート工場」
先日の「スマステ」で稲垣吾郎(呼び捨て!)が、
「ブラック過ぎる。ジョニーがイッちゃってる。気持ち悪い。ジョニーfanはあまり好きな映画じゃない!」
と、のたもうた映画。
お前は間違ってる!(つきうさ激怒!!!)
確かにシュールかもしれない。ブラックユーモア効き過ぎと思われるかもしれない。
でも、そのシュールな中に教訓が一杯詰まってるし、ジョニーもただイッちゃってるだけじゃない。
変人が見せる心の内面。その表情にすごく表れてました。
それはジョニーだから出来る演技なんだと思うよ。
幸運のゴールデンチケットを手にした子ども達は、チャーリー以外はどうしようもないスレた子ども&保護者。
その子たちが辿る運命が「ブラックユーモア過ぎる。シュール過ぎる」と思われがちだけど、十数年子育てして来た私はこういう常識のない親子に何度も遭遇し、「どっかでギャフンと言わせたいわぁ~」と思って来たので胸がスッとするような映画だった。
今の大人がシッカリしてないから子どもがそうなるのであって、子どもを躾けられない大人の変わりに、この映画が躾けてくれる。そんな印象を受けました。
だから、おとぎ話をあえて残酷な空恐ろしい内容にしてるんだと思います。
原作を読んでないので、なんとも言えませんが、ティム・バートン監督が過去の作品をリメイクしたのはやはり、現代の子どもを取り巻く環境に警鐘を鳴らしたかったのかもしれないですね。
色使いがカラフルで見てて楽しかったですねぇ。
チョコレートは美味しそうだし!(お腹がグーー!)
ウンパ・ルンパ(小人:みんな同じ顔!)が面白い~~。
歌もダンスも最高!
確かに「夢のチョコレート工場」ですっ!
中に入ってみたいな~と思いました。
チャーリー役のフレディー・ハイモアは、ジョニーと「ネバーランド」で共演していて、あの時も素晴らしい演技力でしたが今回も光ってましたよ。
ウォンカに特別賞を貰うのですが、その時のやり取りは目を見張るものがあります。
ジョニーと対等の演技です。将来有望な俳優さんだわ。(本人はまだ俳優になると決めてる訳じゃないみたいだけどね)
チャーリーの4人のおじいさんとおばあさん。
貧しさ故に、1つのベッドで互い違いになって4人で寝てる。
それぞれが個性的で、表現方法は違うけれどチャーリーを深く愛しているのが伝わってきて良かったです。
それと、ウィリー・ウォンカ(ジョニー)のお父さん役のクリストファー・リー。
出番は少しですが、いい味出てます!
ラストで息子と和解するシーンの眼差し。。印象深いです。
ウィリー・ウォンカが何故ゴム手袋をしてるのか。。
歯科医であるお父さんがいつも診察の際、白いゴム手をしてたからなんですね。
多分そうだろう。と映画を見て思いました。
父を拒絶しつつ、どこかで欲してた。
あのコスチュームは全てジョニーが考えたと言ってたので、ジョニーはそんなウォンカの心の底を出したかったのかな。
そのゴム手ですが、ちょっと若い頃のウォンカは赤色のゴム手してるんですよ。
外に出てた頃だから、顔もそんなに白くないし。
そんな何でもないシーンを見つけたりするのが楽しい つきうさでした。
日本好きなティム・バートンが映画の中でもその片鱗を窺わせてくれてます。
チョコレート工場から箱詰めされて出荷されるチョコレート。
行き先は「ロンドン」「ニューヨーク」「カイロ」そして「東京」
トラックに積み込まれるシーンのダンボールは全て「東京」行きのダンボールが映ってました。(ちょっと、嬉しかったりして・・)
世界中の人が「ゴールデンチケット」をGETすべく、お店に殺到する所も「東京」が映ってましたね。
こういうシーンがあるからこそ、ジョニーの来日も実現したのかもっ!
監督が日本好きで良かった♪
とにかく、ゴローちゃんが言うような『ジョニーがイッちゃってる』映画ではなく、大人にも子どもにも教訓満載な映画です。
最後にはハッピーな気持ちになれるし、ホロリとさせてくれます。
音楽も映像も夢のような世界。
お子様がいらっしゃる方は是非、親子でご覧になって下さいね。
私も今度、娘と一緒に見る約束をしています。
その時は「日本語吹き替え版」ですけど、字幕を追わなくていいので、ジョニーの顔を見つめてられるかな。(*^_^*)
そうそう、ジョニーが来日した時、ジャック君に「パパ変だよ」と映画の感想を言われたと言ってましたが、ジョニーがそれと同じセリフを映画の中で言ってました。
「変なおじさん」って。
これから見る方は、どのシーンか探してみてね♪
映画のパンフも素敵ですよん。(GET済み)