今月末に大阪と東京で公演がある 『能楽劇:夜叉ヶ池』
泉鏡花、原作。
この舞台に狂言師:野村萬斎さんもご出演されます。
で、私。。「夜叉ヶ池」がどんなお話か全く知らず。。。
舞台は見に行けませんが、とても気になったので図書館で読んで来ました。
いやはや!イッキに惹き込まれましたよ。
短編なのですぐに読めてしまうのですが、内容は濃いですねぇ。
竜神やその眷属のおどろおどろしい会話。
身勝手な村人の、何かの魔力にかかったような異常な言動。
そして、ただただお互いを大切に想い、ヒッソリと約束ごとを訥々(とつとつ)とこなしている故ある夫婦。
そして、偶然にも行方不明の親友と出会い、人間としての最も至極な正論をブチかまし、親友を救おうとする教師。
これは、お能の要素マンサイなお話でありまする。
あぁ、是非とも舞台が見たくなって来ました。。。
でも、大阪も東京も1公演しかないしなぁ。チケットは売り切れたか?
これは、絶対DVD化して欲しいなぁ。
萬斎さんは一番魅力的な、「萩原晃」役。
いいな~。観たい!観たいぞーー。
愛しい妻の後を追って命を絶つ!
「決してひとりではゆかせぬぞ!」(こんな風なセリフがあったよ~~)
言われてみたい。。(無理!)
相手役は宝塚を退団された「檀 れい」さんですって。
「れい」。。この名前に萬斎さんは縁があるんですね~。
蜷川幸雄さん演出の「オイディプス王」では「麻美れい」さんが相手役でしたもんね。
他にも茂山家の宗彦さんと逸平さんもご出演とか。。
囃し方の面々も超豪華!(舞台を想像しては悶絶~~)
ストーリーが気になる方は→ココをクリック♪
違う舞台のページですが、下の方に大まかなストーリーが載っています。(自分で書いてみろって?)
夜叉ヶ池は岐阜県揖斐郡坂内村と福井県今庄町との県境にある池です。
夜叉ヶ姫伝説が伝わっているんですね。
ホント、神秘的な池ですね。今でも竜神様が居そうな感じ。
地図を見れば…
なんや!ウチから近いやんか! 行けそうな気がする。。。