2001年10月に公開された映画『陰陽師』
2002年1月頃の時代劇雑誌に、悪役:道尊を演じていた真田広之さんのインタビューが載っているのを古本屋さんで見つけました。
その中で映画「陰陽師」について少し触れている部分があって、最初、道尊は晴明に(?)殺害される予定だったのだとか!?
知りませんでしたぁ~。シナリオではそうなってたんですねぇ。
悪にもそれなりの哲学と美学があると思った真田さんは、監督に「自害」したいと申し出たようです。
そして、それが受け入れられた。。
それでも只では死なないよ~~。ちゃっかり、晴明に呪を掛けて死んでゆく…
「都の守り人のぉ・・。なかなか面白き世であったわ。あとは晴明。そなたの生き様、じっくりと見定めてくれるわ」
これですね。道尊の呪。
死しても尚、どこかから晴明を見ている道尊が目に浮かぶようだわ~。
もし、「陰陽師3」が製作されるなら、道尊復活!ってのも、面白いと思うんだけどなぁ。
例えば、もっと悪い奴に「死者蘇生」の呪を掛けられて復活する。
この場合は自分の意思ではないので、最終的には晴明の味方になって、今度こそ成仏して逝くとかね。
それとも、死ぬ間際に復活の足がかりを自ら残していって、誰かがそのトラップを踏んだら、たちまち復活!とか。。
こちらは、一回死んで邪悪な心が益々黒く渦巻いてるから、手のつけようがないかも~~。
いや~、楽しいねぇ。いろいろ自分なりにストーリーを考えるのも。。
雑誌のインタビューでは晴明役の野村萬斎さんの事にも触れていました。
「まんちゃんとは、お互い長年積み重ねた基礎があるので、言葉を交わさずとも、気の交信をするだけで演技の呼吸が合った」
と、仰ってましたよ。
まんちゃん。。。 いいですね~。
萬斎さんを「まんちゃん」と呼べる真田さん。。
羨ましいぞ~。このコンビの映画がまた見たいなぁ~。
モチロン、博雅クンも蜜虫チャンもご一緒に!
さて、古本屋さんでGETした本ですが。。
司馬遼太郎さんの「功名が辻」文庫本4巻。
来年の大河に向けてのお勉強開始です!
ハッ!その前に、夢枕獏さんの「陰陽師:瀧夜叉姫」を読まなくちゃ!
実は最近、「あぐり」DVD鑑賞~~~♪にハマっておりまして、本を読んでる時間が全くござません。。
ついでに、ネットもお休みしてました。
が、とうとう「エイスケさん」がお亡くなりになったので、その先を見る気が失せました。
でも、「あぐり」のお話は、エイスケさんが出てない部分も相当、興味深く。。。
はうっ~。時間がもっと欲しいですわいやい。