今日の義経の事ではありません。
来週の予告を見てビックリ~~♪
平知盛さんの怨霊が出てきたよ~。
これって、能の「船弁慶」そのものではありませぬかっ!
今の兵庫県尼崎の大物浦から西国へ船出した海上で知盛の霊に襲われるという「船弁慶」
おまけに来週のタイトルは「静よさらば」
うぅ~、これも「船弁慶」の前半のお話。
静御前と、この場で別れるのですが、来週のドラマは知盛の霊と遭遇した後で別れているようです。
(来週の予告はコチラ←)
実は、今日の「堀川夜討」も実はお能の演目にあるんですよ。
土佐坊昌俊がシテ(主人公)の『正尊』という演目。
「平家を滅ぼした後、頼朝・義経の仲は不仲となり、頼朝は正尊(土佐坊)に義経追討の命を下す。義経は夜襲を受けるも、逆に正尊方を討ち取る。」
こうして、お能と重なってると思いながら見るのも、奥行きが感じられていいですね。
義経とその郎党には今後、辛い現実の数々ですが、最後まで大河の義経らしさ(卑怯者ではない義経像)を貫いてもらいたい気持ちです。
「京の都を戦禍にさらしたくない」と言う理由で都を去る義経。。
本音は「頼朝との軍勢の違いから、勝機なし」と見て、逃走したと見るのが正論だろうなぁ。
後白河法皇も、義経と行家を「西国行き」に命じるのも(来週ね)、自分の周りに影響を及ぼして欲しくないからでしょう?
義経を聖人のように描写してるドラマだな~って思う。
いよいよ、流浪の旅に船出する義経一行。。
年末のクライマックスに向けて、走り出しました。
しかし今日の、『私の存念を頼朝に示すのみッ』っていう、義経のセリフは良かったなぁ~。