1364303 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2005/11/10
XML

思わず衝動買いしてしまった1冊です。
旬の演劇をつくる10人

この「10人」の中に狂言師:野村萬斎さんが入ってます。
2002年の「オイディプス王」当時のインタビューが載ってました。
オイ王だけじゃなく、「まちがいの狂言(2002年)」や「ハムレット」「子午線の祀り(1999年)」のインタビューに応えられています。

中でも興味深かったのが、「オイ王」で共演された吉田鋼太郎さんに対しての記述

『なんとなく相容れないですよね。仲が悪いというわけじゃないですよ。飲んだくれあってましたから(笑)。でもやっぱり、演技の立脚しているところが全然違うのがわかりますから。明らかに「これは人種が違うな」というくらいに(笑)』
『本番で僕が異様に変わる事に驚いたみたいで、「おまえ。全然違うじゃないか」って初日が終わった途端に言われたんですけれど、でもそれは正直な感想かなって思いましたね。というのは、僕らにとって稽古場は型を作っていく作業をする場であって、初日が開いて初めてその型を本気でやり始めるんですね。そしてそれに、反応するお客さんがいて、そこでまたどんどん変容してくというような』(本文掲載)


吉田さんと演劇方法に関して相容れないなんて、初めて聞く話でした。
舞台稽古の様子を雑誌等で見た事がありますが、その時はオイディプス王になりきってお稽古されてるように感じてました。
まだまだ、力を秘めておられたんですね。
本番になって、スパークする。そんな風なのかな。

型さえ決まっていれば、あとは役者の力量でいかようにも役を作り上げてイケる、それが古典芸能の強みかな。
現代劇をされてる方々は、お稽古の段階でその役になりきり、感情移入もし作り上げていくんでしょうね。

他にも興味深いお話がありましたが、今回はこのエピソードがインパクトあったので、紹介しました♪

もう1冊、同じく衝動買いした本がありますが、それはまた後日、紹介したいと思います。(「ま」さま、貧乏街道まっしぐら~~♪)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005/11/11 12:24:16 AM
コメント(8) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X