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2005/12/03
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          『乱葉』

     さらり、さらさら、さらりん…
     ひゅるん、ひゅるる、ひゅるり…
     はらり、はらり、はらりりり…

     螺旋に吹く風、冬の風。
     煽り、煽られ、木の葉舞い散る。

     赤、黄、みどり。。
     路には秋色絨毯どこまでも。。。

     ざわわ、ざわわ、ざわわ…
     くるり、くるり、くるり…
     ポトン。。。



ここ数日、すっかり冬模様のお天気になりました。
空はどんより、冬の雲。
晴れたかと思えば、雨が降る。
北風なのか、南西の風なのか。。
どこから吹いてるのか判断出来ない風が容赦なく、木々をざわめかしています。
揺れるたびに色付いた葉もまだ緑色の若い葉も、耐え切れずに枝から離れてしまう。
それがまるで紙吹雪のように、道々に舞い降りて来る。
道路は木の葉の絨毯で敷き詰められてる。
「この落ち葉の処理は大変だな~」などという無粋な感想は、横に置いといて。。。

四季という季節を持ってる日本の良い所ですよね。
北風ですっかり裸になった木は、冬の間死んだように沈黙してるけれど、内側では脈々と次の命の準備をしてる。

寒い冬を乗り越えれば、暖かい春が必ず来る!
人生も同じ。。苦しみの後には必ず喜びがあるのだと、『乱葉』を見てそう思いました。






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最終更新日  2005/12/03 10:20:17 PM
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