雪。。 また雪です。 今冬は本当によく降るな…
すっかり雪景色にも馴れてしまいました。雪はもう飽き飽きです。
なんですが、こんなワタクシにも雪に関しては、淡~~い思い出があるわけで。
特に夜のオレンジの街燈に照らされる空から落ちてくる粉雪。。。
この景色を見ると胸がキュンってなる。
私が高校生の頃。。。
片思いの彼がいました。 彼は大学生。
ウジウジ乙女の私は告ル勇気もなくて、ただ遠くから眺めるか、出会った時に会釈をする程度。。
それでも、年月と共にそれとなく話が出来るようになって、彼の誕生日やクリスマス&バレンタインにはそれぞれお手紙付きのプレゼントを渡したものです。
大学生の彼は、近所のスーパーでアルバイトをしていました。
当時のスーパーって、午後6時半くらいで店じまいしたんですよね。
今じゃ、考えられないけど(⌒-⌒;)
バイトの彼が後片付けをして店を出るのは、いつも7時くらいでした。
当時の午後7時って、これも信じられない事だけど、もう人通りもなくて町は深夜のような様相なんです。
彼はいつも自転車でバイトに来ていました。
高2のクリスマスイブでしたか。。 その年はホワイトクリスマスでした。
彼の自転車の傍で手作りクッションを胸に抱き、ただ一人で彼を待っている私。
オレンジ色の街燈がひとつ。
寒さも忘れて空から落ちてくる雪を眺めて、ただひたすら彼を待つ。(デマチよね?これって!?)
ドキドキしてた。。 ドキドキし過ぎて全然寒くなかった。(〃∇〃)
バイトを終えて彼が出てくる。
彼:「こんな時間にどうしたの?」
私:「今日はクリスマスイブだから。。はい、これ。。」
彼:「わっ。ありがとう。寒いのにずっと待っててくれたの?」
私:「うん・・・」
彼:「今日はホワイトクリスマスになったね。綺麗だ。。」(空を見上げる彼)
私:『貴方のその見上げた顔の方が綺麗です』(つきうさ心の声(*´∀`)ぽっ)
一緒にいた時間はほんの10分程度でしたか。。
ですが、その光景を20数年経った今でも鮮明に思い浮かべる事が出来る。
今日のようなオレンジの街燈に揺れるあわ雪は、私をあの時に引き戻してしまう。
今日はちょいとおセンチな つきうさでした☆