懐かしいもの見つけた♪
和ダンスの整理してたら、高校時代の日記が出てきた。
「こんな所にしまってたんや。。。」
そういや、嫁入りの時に鍵のかかる和ダンスの引き出しにしまったよなぁ。
和ダンスなんて、滅多とあけないから忘れてたわ。
整理をほったらかして、読みふけるこの数日間。
内容はもっぱら、超~~片想いしてた年上の彼の事ばっかり。
読んでるこっちが赤面するくらい赤裸々やわぁ。 自分の事やのに。。
そん中で、ちょっとした心境を吐露した詩みたいのも書いてあった。(全く、記憶にないのですが。。)
ちょうど、世良さんが婚約発表した時(アタクシの日記によりますと1980年8月29日となってます)に書いた詩。
当時、好きだった彼とも重ねての詩だと思う。
『わかっていました。貴方に好きな女性(ひと)がいるってこと。
でも、やっぱり突然すぎて私には何も考える余地がなかった。
ただ、涙だけがあとからとめどもなく流れるのを自然に任せるしかありませんでした。
貴方が悪かったワケじゃありません。私が悪かったワケでもありません。
誰も悪くないんです。少し時間(とき)の流れが違っただけ。。。
何も考えたくありません。貴方を信じていました。
いつの時でも、それが間違いだったとは思いません。
でも、貴方はあまりにも優しすぎて、私は貴方に夢中になってしまった。
最初からわかっていたはず。でも好きにならずにいられなかったのです。
貴方の大切な人は貴方のこと何でも知ってるんでしょうね。
私は貴方の半分も知りません。
貴方はもう、私の手の届かないところにいってしまった。。。』
後半の部分は、「世良さんに」というより、「彼に」かなぁ。
しっかし、世良さんの婚約発表は突然でねぇ。当時、ベーシストの鮫島さん(現ハウンドドッグのベーシスト)とダブルで婚約会見したんですよ。
もう、テレビの前から離れられんかったわぁ。
「俺の嫁さんがこういう場に出るのは、これが最初で最後ですから!」
今でも忘れんその言葉。。 ホンマにあれっきり出てこんもんな。
それからこんなのもあったわ。 明けても暮れても彼の事しか頭になかった私がそこにいる。
『静かな時間(とき)の中。。
何もないこの空間で考えるのは 貴方のことだけ。。
鮮やかによみがえってくるあの日のことは 私だけの秘密。。。
誰にもわからない 私だけの世界
少しの音にでもすぐに壊れちゃう ガラスの世界。
私の心をしめてるのは 貴方のみ。。
何もないこの空間。 今日は白。。
明日は何色で染まっていくのだろう。
はるかな空を仰ぎ 広い海をみつめ
その足は果てしない大地に一足を踏み出す。
その時 人は自分の道をみつける。。
静かな時間の中。。
貴方は何をみつめ 感じ そして歩み出すのだろう。。』
高校生が勉強もせず、授業中とかに走り書きしてる心のつぶやき。
「勉強せんかいっ!」と、自分の子には怒鳴ってしまいそうやわ。(←鬼母)
次は、待っても待っても約束の電話がかかって来なくて、「もうやめようか・・」と、悩んでた頃のつぶやき
『待ち続けた後には何があるの?
幸せ 喜び 愛。。 それは表を生きてきた人にあるもの。
裏を生きてきた者には 不幸 憎しみ 悲しみ。。がある。
何もかもうまくいくとは限らない。
うまくいくのは ほんの一瞬だけであって全てじゃない。
明日の事を考えるのはムリなこと。。
今の事を考えるのが精一杯。
何も考えず 何も思わず暮らせたら。。。
でも やっぱりそれは人として哀しいこと。
ほんのひととき 自分が自分でなかったら。。て思う事がある。
もし自分が自分でなかったら、誰があたしの代わりをしてくれるんだろう。。
誰があの人のことを愛するんだろう。
もし、あの人があの人でなかったら あたしはきっとあの人の事を愛せない。
あの人はあの人でなきゃ 愛せない。。。』
結局は、全然諦められなくてねぇ。
高3の夏に、紹介してもらった人とつきあい始めたけど、自分から好きになった人じゃないからうまくいくわけもなく。。
半年後には、片想いの彼に戻ってしまってたヮ。
今では冬が大嫌いな私なのに、当時は冬が好きだったみたいで(こんなこと思ってたのも忘れてました)こんなことも書いてました。
『冬っていう季節は 不思議だね。 いろいろと色を変えたりして。。
朝おきたら 今まで見慣れた風景がどっかにいって あたり一色 銀色の世界。
そうやって人の心まで変えてゆく。。。 冬って好きだな~。
冬っていうと思うのは やっぱり北海道。 行ってみたいな。寒い時に行ってみたい。
北海道の冬の寒さと長さに触れてみたい。 人の温かさに触れてみたい。
木枯らしの中 ひとり歩いて思うのはあの人の事。。
そうすると しばれてた体も心もロウソクの灯のように暖かくなる。
街が静まりかえった頃に聴こえてくる。。
あなたの声が何度もこだまして 心の中にしみてくる。。
そうすると思うの。 「明日も歩いてみよう」って。。
北海道の自然と暮らせたらサイコーだろうナ。
あたしの夢は北海道に永住すること。 本当にそうなったらいいな。。
冬ってホントに不思議。。 だってほら あたしの心までかえちゃった。。』
北海道に永住したいとは、また大胆なご意見で。。 熨斗つけて返上しますわ。
とまぁ、こんな調子で自分の心の内を吐き出してましてねぇ。
しかし、感性は今よりありますね。
今じゃ、てんで良い言葉が浮かんでこないですもん。
胸キュンなこともなくなったって事でしょうな。
当時の自分がそこにいる。。
この日記は墓場に一緒に持って行かなあかんな。