萬斎さん主演の鞍馬天狗が終わって、もうすぐ２週間が経とうとしています。。
ホントに時間の流れるのは早いなぁ。

2週間近く経っても、まだまだ天狗ロスト状態から抜け出せない。。

今日は、そんな私と同類のルビコンさんと、ドラマの中で「大坂城」として撮影された「彦根城」へ、
ロケ地探索して来ました♪

ルビコンさんとは、昨年12月にこの彦根城ロケを見学した同士でもあります。
悪天候の合間を縫って撮影されるシーンを、長時間、寒さを辛抱して見ていました。

あの日。。あれだけ時間をかけて撮っていたのに、流れたシーンはたったの35秒（７カット）だった。。
そんなことを思いながら、ふたりで鞍馬天狗や萬斎さんの話に花を咲かせ、彦根城内のロケ場所を巡りました♪

実を言うと、先週の木曜に1人で彦根城のロケ地探訪をしていた私。。
鞍馬天狗の放送がない寂しさを紛らす為に行ったのですが、1人でロケ地にて物思いに耽る。。
というのは、返って寂しさを助長～～してしまう。。

でも、今日は二人なので、ドラマの深いところまで掘り下げながら。。
原作と照らし合わせたりしながら会話が出来て、本当に楽しかった♪

そして、ツッコミどころも忘れず、ツッコミまくる（笑）

萬斎さん座ってらっしゃったテントのベンチに座ってコーヒーを飲みながら、持参したポータブルDVDにて、
彦根城がたくさん映っていた最終回を再生して、二人で見ました♪

彦根城でロケがあってから、もう3ヶ月が経ちます。
あの時とは気候も違うし、撮影スタッフの姿もないし。。機材もないし。。
本当にここで撮影していたのか？
と、不思議な感覚ですけど、城内の佇まいはドラマで映っていたのとなんら変わりがない。

楽しい時間は、アッという間に過ぎてしまいますね。
ルビコンさんのタイムリミットが迫っているのに、次から次と話したい事が沸いて来て、困まった（笑）


彦根城内でロケされた場所を、写真に撮ってみました♪（撮影は先週の木曜日）



　　　　　　典膳さんが原木十蔵に化けて乗り込んだ大坂城
　　　　　　白菊と杉作と邂逅した場所でもあります
　　　　　


　　　　　正体がバレて逃げまわった城内（手すりから飛び降りた所）
　　　　　


　　　　　前後から追い詰められて、駆け下りた石段
　　　　　


　　　　　短筒の弾切れにて、相手の剣を奪い応戦！
　　　　　



　　　　　鉄砲隊に狙い撃ちされた崖っぷちに繋がる場所
　　　　　


　　　　　崖っぷちを下からみたら、こんな感じ
　　　　　



　　　　　吉兵衛たちが門番に情報を得ていた場所（夜のシーン）
　　　　　（キムタクの「武士の一分」でも使われました）
　　　　　


　　　　　杉作ちゃんが登った石垣（夜のシーン）
　　　　　


　　　　　杉作ちゃんは水から上がって来たけど、実際の彦根城では道になってます
　　　　　


　　　　　典膳さんが潜んでいた米蔵
　　　　　



　　　　　鞍馬天狗が原木十蔵から割符を奪った場所（夜のシーン）
　　　　　そして、近藤局長が勤皇方浪士5人を切り捨てた所
　　　　　（寂れた茶屋はセットだった模様～。真ん中の木から左側が茶屋跡）
　　　　　


　　　　　頬杖の石仏様があったのは、道路脇の木の傍
　　　　　


　　　　　全体を見るとこんな感じ。道の向こうから局長（原木も）が歩いて来た
　　　　　



　　　　　杉作＆白菊＆吉兵衛が身を潜めていた木
　　　　　



　　　　　戸を開けい！　ガラガラガラーー！
　　　　　



　　　　　米蔵から出て来た典膳さんから見た図
　　　　　

米蔵として使われた「天秤櫓」の中はガランドウで、入り口を入った所には3段ほどの上り口があるし、典膳さんが潜んでいた米蔵は別の場所で撮影されたんじゃないかなと思います。

それにしても、茶屋のセットを作ったり、あの時代に無かったもの（水道栓やコンクリート）
を上手に隠したり、細かい。。。あるいは大掛かりな作業を進めつつのロケだったんだな～って、再確認しました。


吉兵衛たちが屋台の酒屋を出していた所に柳の木がありましたが、冬だから実際には葉は枯れてちゃってるんですよね。
でも、ドラマではちゃんと柳の葉が映っていた。
夜のシーンだからなくてもいいようなものだけど、ホントに細部まで拘って作られているんだと思ったよ。

原木や局長が歩いて来た道も、ドラマでは枯葉を敷き詰めて昔の道らしく演出していたし、近代的なモノが映らないようにショットも考えていたと思います。

しかし。。あの茶屋のあった道は殆ど日も当たらないし、当時、彦根の天気は最悪で、道はぬかるんでいたと思う。
天狗さんが原木を襲ったあの夜は、雪かミゾレが画面に映ってた。
原木氏の吐く息の白さを思うと、相当気温は低かったと推察出来ます。

過酷な撮影条件の中、キャストも大変だけど、撮影を支えるスタッフも本当に大変だっただろうなぁ。
「夜の11時頃まで撮影していた」って話を、ちょろっと聞きました。



しかし。。彦根に住んでいながら、これほど彦根城に通った事はなかったなぁ。
12月は1週間の彦根城ロケのうち、5日も通い。。
そして、今月は2回も天狗さんの面影を追って足を運んでしまった。
「鞍馬天狗」がなかったら、こんなことは有り得ない～～。

彦根城は、私にとってかけがえの無い場所になりました♪


これからは、桜の季節。　4月になったら連日のように「ひこにゃん」も彦根城に登場します。
鞍馬天狗ロケ探訪がてら、是非、お越しになって下さいませネ☆