今日は、第2話の「宿命の敵」から。。。
この回は天狗さんの活躍がほとんどなくて、ちょっと肩透かし~な回でしたけど、中原富三郎が
いかにも危険な香りを発していてワルの魅力が出てたし、吉兵衛がこの回から出て来て
いい色を出してました。
何と言っても、局長が小野宗行をどやしつけるシーンが気に入りました。
「だまらっしゃい!」 (何度聞いても、スカッとする)
「みどもの目に障って腹の立つのは。。“新選組”この三文字!」
「新選組がなぜ名を貸さねばならん。。」
「新選組は天下の新選組。あなたの手下(てか)ではない!」
「徳川将軍家の御為(おんため)ならいざ知らず。以後、かような了見にて新選組の名を
持ち出されること、一切、御免こうむる。」
究極の中原VS局長の対決は見ている私も力が入ったし、素晴らしかった~~~♪
局長が中原を倒した瞬間の映像がなくて物足らない~!って言われてる人も多かったですけど、
あのシーンって、原作(銀煙管)でも詳しく書かれてないんですよね。
出来るだけ、原作に忠実に。。と、作られたドラマです。
では、典膳さんが中原に対して、静かに詰め寄ったシーンと、天狗さんに変身して白菊姫に
申し開きに参上した時のセリフです♪
「中原殿。。。武士として、貴公を敵(かたき)と狙う者あらば。。なんとなさる?」
「白菊殿は。。父、宗行卿を心より慕うておられた。
愛しい者を失って、ひとり残された者の気持ち。。考えたことがおありか?」
「そなたには、人間の情というものがないのか」
「人がおらんようだな。」
「何もかも投げ出して。。白菊姫はこのあと、どうなさるおつもりなのだ。」
「命を捨てるお覚悟か。」
「姫君は、間違うておられる。。。お父上、小野宗行殿を斬ったのは。。私ではない。」
「そうかも知れんが、私ではない。」
「今宵ここに参上したのは。。姫君のその疑いを晴らすため。。」
「まことの下手人は、土佐藩士、中原富三郎と申すもの。」
「敵が討ちたくば、相手になろう。。明日の夕暮れ、真葛ヶ原で待つと。。ご承知か?」
「信じぬとあらば。。それまでのこと。。。私は引き下がる。」
「姫君のただ1人のお血筋。。小野宗房どの。。今は倉田典膳と名乗っておられるが、
その倉田殿が立ち会われよう。場合によっては。。助太刀という事も考えておられる。」
「そうか。。。。それならば、ただの立会人ということでは。。
明日の刻限には、倉田殿が迎えに参られよう。」
==金丁にて、誓いをたてる==
「さらばだ」
「さらば」と、いうセリフも回を追うごとに力が入って、神憑って来たように思います。
この時の視線が良かったよね。
白菊に目線を残したまま、白馬の手綱を絞って去っていく。
そら~。誰だって、あんな目で見られたら恋心を抱いちゃうわよね~。
天狗語録は明日に続きま~~す☆
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