今日は「山嶽党奇談 前編」の語録を拾っていきます~。
ちょっと、お断りしておきますが。。
鞍馬天狗と近藤局長のご対面シーンは、「天狗VS局長シリーズ」として後日、まとめて書いてみたいと思ってますので、今回は省きますね。
それを抜いちゃったら意味ね~~、と思いもするのですが。。。
やっぱり省きます~。(どないやねん!)
では、山嶽党が浪士を襲うシーンに遭遇し、大ピンチ!の白菊ちゃんを助けに来るところから。。
「鞍馬天狗様!」(By白菊)
「何!? 鞍馬天狗だと!」(By山嶽党)
「イカにも。」
=ビビって逃げ出す山嶽党=
「お怪我はありませぬか。」
「お一人での夜歩きは。。避けられよ。」
「鞍馬天狗様。わたくしにお顔を見せていただけないでしょうか。」
「私は。。名も姓も。。そして、自らの過去をも捨てた身。
誰にも、この頭巾を取った姿は見せませぬ。
もし、この京に平穏なる日々が訪れたならば、この頭巾を取る時も参りましょう。
先を急ぎます。さらば。」
次は、京都所司代の元に参上した天狗さん♪
「所司代さま。。所司代さま。」
「鞍馬天狗。。参上。」
「お騒ぎめさるな。拙者、所司代さまに害意はござらぬ。
ただひとつ。確かめたき儀がござって、参上つかまつった。」
「山嶽党なる輩の噂。。拙者も耳にしましてなぁ。所司代殿のご存念を伺いに参った。」
「わ、わしの存念だと?」(By所司代)
「さよう! 所司代、駒木根監物といえば、功を立てる為には手段を選ばぬ。
などと、まことに不届きな物言いをする輩もおりましてなぁ。
もはや、新選組を頼まず、密かに。。この。。山嶽党なる人斬りを
お抱えになるおつもりではないかと。。。」
「ば、ばかな!どんな名目に置いても徒党はご法度!
まして、そんな物騒な連中を抱えるなど!も、もってのほか!」
「ほぉ~~。それを聞いて、安堵いたしました。。ははは。。
はっははは。 万一の時は。。」
=天井に潜んでいた山嶽党の曲者に脇差を投げる=
「いま少し。。ご身辺の警護を。。固められた方がよろしゅうございますなぁ。 さらば。」
次は、山嶽党と何か繋がりがあると睨んだ天狗さんが三島屋に乗り込んで真意を問いただすシーン♪
「三島屋清左衛門。」
「鞍馬天狗。参上。」
=三島屋から6連発式の短筒の説明を聞く天狗さん=
「さようか。」
「この弾を浴びたら、命を失いますよ。」(By三島屋)
「ふふ。。当たればな。」
「何用か、お伺いいたしましょう。」
「昨今。。巷の心胆を寒からしめる山嶽党なる輩。
仏師、今村松慶と。。関わりがあると見た。 その今村松慶に、大金を渡すは何ゆえか?
さらには、徳川の信任厚き商人(あきんど)が。。何ゆえ、長州に渡りをつける。」
=撃たれる前にイカワープ♪=
「明白な答えがないのであれば。。」
=鯉口を切る=
「私を斬ると?」
=三島屋から広い世界の情勢を聞き、日本の為に尽力を尽くしているとの説明を受ける=
「世界?」
「異国とは。。大きなものだな。」
「武家には武家で出来る事があるように。。私は商人(あきんど)として、
出来うる事をしている次第でございます。」
「わからん。。おぬしの申すことが真(まこと)なのか。。
私には。。まだ、わからん。」
「では、どうなさいますか? 私を斬りますか?」
「いや。。今宵は。。帰るといたそう。。 さらばだ。」
置屋「亀福」に鞍馬天狗宛に山嶽党から手紙が届く。
内容はイカ。。以下の通り。
『白菊が身 我等 預居候 取戻度者 申の刻に獨り 糺の森迄 被来度候』 山嶽党
「白菊が身、我等、預かりおり候。
取り戻したくば、申の刻に独り 糺の森まで来たられたく候 山嶽党」
そして、ここから糺の森で近藤局長と鞍馬天狗の初顔合わせ、ガチンコ勝負!
の展開になって行くのですが、冒頭でも申しましたとおり、そのシーンはまた後日、改めてUPします♪
山嶽党奇談は、原作をずいぶんアレンジした内容でした。
原作の山嶽党奇談に三島屋は出て来ないんですけど、大佛さんの鞍馬天狗の作品に「御用盗異聞」
というのがあって、その中には三島屋のモデルとなっている「西国屋紋兵衛」が出てきます。
やはり、三島屋同様、ロシアと手を組んで五百万両を餌に薩摩の西郷さんに話を持ちかけ、
こっぴどく拒絶されると、今度はご公儀側に軍資金を与えようとしたりしています。
とにかく性格は悪いし、いやな男に描かれてましたよ。
見た目の怪しさは三島屋が抜群ですけど(爆:ロン毛が似合ってるのかどうか。。)、
いやらしさは西国屋が上回ってました(笑)
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