本日は「山嶽党奇談 後編」の語録と参りましょう♪
この回も天狗さんと局長さんの対話が見所となった回でしたけど、その部分は抜いて書かせていただきますね。
では~。山嶽党だった裏切り者の大塚君を市中で捕まえる典膳さんのシーンから♪
「いづくへご出立かな? 大塚君。」
「天狗から聞いた。君は山嶽党だと。」
「俺を。。斬るのか。」(By大塚)
「おぬしを斬ったところで、何の得にもならん!」
「単刀直入に言おう。 大塚君。俺は金が欲しい。」
「鞍馬天狗を斬ったら、山嶽党はいくら出す?」
「鞍馬天狗を。斬るじゃと!?」
「そうだ。俺ならば、斬れる。」
「にわかには、信じられんなぁ。」
「試すか。。試さざるか。」
鞍馬天狗を殺したと見せかけて、まんまと山嶽党のアジトへと潜り込んだ典膳さん。
すっかり、典膳さんを信用した大塚君が山嶽党の真の目的を吐露するシーン♪
「俺はこの時代を生き抜くすべを。。この山嶽党に賭けたんじゃ。」(By大塚君)
「生き抜くすべ?」
「弱きもんが固まることで、強きもんから権勢を奪う!」
「どうすると言うのだ。」
「五日の後。我等、決起して京に攻め込む。」
「何ぃ?」
「我等が攻め込んだ後、京近隣の十八藩が一斉に後に続くんじゃ。
ひとつひとつは小さいが、全てを合わせりゃ、長州をも上回る勢力となるんじゃ!
京を我がもんとし、御所から天下に号令を出すんじゃ!」
「ふむ。。。
多くの罪なき人々が、命を落とすことになるな。。」
「改革に幾ばくかの血は流れるもんじゃ。」
「いずれにせぇ、何もせなんだら弱きもんから先に死ぬ。」
「倉田君。今宵から君も同士とみてよいな。」
=はっきりとした返事はせずに、笑って済ます典膳さん=
ロシアからの密書を読み、糾弾する為に三島屋へ駆けつける鞍馬天狗
「三島屋清左衛門。 三島屋。」
「おぬしは、今村松慶率いる山嶽党を使い、京を制圧するよう目論んだ。」
「一方、その裏では。。異国、露西亜(ロシア)と手を結び、堺に軍船を迎える手筈を整えた。」
「後の政(まつりごと)は露西亜に任せ、おぬしは交易の儲けに預かる。
この書状が、何よりの証拠!」
「鞍馬天狗。。参上。」
「この者は。。知らなかったのであろう? おぬしが、この日本(にっぽん)を売ろうとした事を。」
「露西亜を迎えた後、もし逆らえば。。 山嶽党は皆殺しにするつもりであったか。」
「敵を欺くには。。。まず味方から、と申します。」(By三島屋)
「おぬしの為に、多くの血が。。無意味に流れた。 この事やイカに!」
「商人(あきんど)にとって、全ては商いの道具。
金子(きんす)を儲ける為には、手立ては選びませぬ。」
「何ゆえ、そこまでする。」
「古今東西、争い事の勝敗を決めるのは、常に金。
金さえあれば、人はどのような事でも出来る。」
=短筒で迫られるも、天狗の一太刀にて三島屋の手から短筒を振り落す=
「三島屋。。問答無用!」
=振り向きざまに、左手に持ったもうひとつの短筒の弾にて、天狗の剣を弾き落とす三島屋=
「あの世へ行け。」
=その後、今村松慶が天狗の刀を拾い、三島屋に一太刀浴びせようとするが、
短筒で撃たれて返り討ちに。その隙に、さっき、三島屋が落とした短筒を拾い狙いをつける天狗さん。
お互い短筒を相手に向けての睨み合いになるが、天狗が引鉄を瞬間早く引いて、三島屋が命を落とす。=
あらん。。局長との対話を除いちゃうと、味気ないものになっちゃったな。
でも、三島屋との対決は見ごたえありましたね。
どこからともなく聞こえてくる、エコーのかかった天狗さんの声が不気味で、ゾクゾク~~としました。
今村松慶が瀕死の状態から、三島屋に逆襲~~した時は「ええぞ~!。それでこそ、山嶽党の首魁!」
と、思ったけど、虚しくスカ当たりでしたな。まぁ、あの角度から三島屋を傷つけるのは無理がありますが。。
(えへ。。久々にツッコんでみた(笑))
この回は、白菊ちゃんが本来の勝気な面を見せてくれていて、良かったです。
私はてっきり、鉄瓶の湯をブチまけるのかと思ったけど、蓋を礫のように飛ばして忍び込んで来た
大塚を退治しましたね。
おっ?それともあれは、6話目の扇子ラッガー(天狗の新しい必殺技。扇ブーメランの事)への布石か?(爆)
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