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2008/03/28
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テーマ:いい言葉(574)
カテゴリ:鞍馬天狗

今日は、いよいよ最終話! 「角兵衛獅子 後編」の語録です♪

大坂城の米蔵に潜んでいる鞍馬天狗に対して呼びかける、近藤勇の語録もUPします。
そして、最後の天狗と局長の一騎打ちのシーンも♪


では、大坂城内で暗殺人別帳を手に取り、その後、鞍馬天狗の正体がバレる場面から参ります♪

 「いやぁ。それだけ調べ上げるには、実に多額の金と人手を要した。」(By大坂城代)

 「しかし、これさえあれば。。の、自信が持てるだけの物がどうやら出来た。
  この上は、その複本を数多(あまた)作り、各役どころに配りおる所存。
  その上で、奴らを一網打尽に退治するのだ。」


 =暗殺人別帳の中身を確認していく天狗さん。自分の事が書いてある部分を読んでみる=

        ●鞍馬天狗
       身長五尺五寸くらい
       中肉にして色白
       鼻筋とおり
       目元涼し-
       -不逞浪士の元凶なり
       乱暴で荒く
       強し


 =良く調べがついていると、思わず口元がほころぶ。ご城代が自分を見つめている視線に気づき。。=

 「この。。黒い印は?」

 「見つけ次第、斬り捨てるも苦しからず、という印だ。
  わしは、奴らを討ち取る為に、特に手錬(てだれ)の刺客を集め、事に当たらせるよう、
  守護職、所司代、ならびに。。新選組とも談合したいと考えておるのだ。」


 「ご周到なるご用意。。ただただ、驚くばかりにございます。」

  =長七が大坂城にやって来て、新選組の使者として城代の面前にいるのは、鞍馬天狗だと報告に来る=

 「あ、さて。。宇治に行かねばならぬとすれば、そろそろ仕度にかからねば。」(By大坂城代)

 「恐れ入り奉りまする。」

  =家臣、岩里半太夫が、城代に使者の正体を告げに来る。それを聞いた城代は、何でもない風を装い、
   暗殺人別帳を片付けようとする。その行為を素早く制する鞍馬天狗=

 「あ、いや!  これは拙者が京への土産に頂戴して参ろう。」

 「何ぃ?」

  =天狗は懐から短筒を覗かせ、筒先を城代に向ける=

 「お騒ぎめさるな。拙者の化けの皮も、いよいよ剥がれたように見えまするなぁ。」

  =一斉に、家臣が武器を持って、駆けつける=

 「動くな!ご城代のお命は。。今、拙者の掌(たなごころ)の中(うち)に収まっておる。」

  =城代を人質に取り、暗殺人別帳を火にくべて燃やし、城内を逃げ回る。
   が、崖に追い詰められ、鉄砲で撃たれて崖下へ転落=



次は、桂小五郎と倉田典膳の「堅い約束」を交わす、桜の木の下の場面♪
「天狗の一分」を、とつとつと語る典膳さん。

 「そうだ。助けてはならぬ。  決して。。何があっても。」

 「どうして。」(By桂小五郎)

 「以前に、おぬしが言うた事ではないか。
  鞍馬天狗が素性を明かさずにいるのは、縁あるもの達に迷惑をかけないため。
  愛しい人達に探索の手が及び、処罰されたりしないようにする為だ。
  たとえ、殺されそうになっても。。誰かが助けにゆけば、その人達に危害が及ぶ。
  だから決して。。何があっても。。」


 「見殺しにせぇ言うんか。」

 「さすればこそ、鞍馬天狗は鞍馬天狗としての一分をまっとう出来る。 そうではないか?」」



次は~~。米蔵に逃げ込んだ鞍馬天狗を何とか外へおびき出そうとして、和久島甚蔵と池永十太夫が
米蔵に入るシーン。

 「鞍馬どの。。鞍馬どの。」(By和久島or池永)

 「誰だ!」

 「かねて、ご雷名を慕っておりました。  お助けします。 どうぞ。。どうぞ、こちらへ。」

 「何ゆえ、助けると。」

 「我等、城方ではござりますが。。窮鳥(きゅうちょう)懐に入れば、猟師もそれを撃たず。
  見るに忍びず。。こうして推参いたしました。」


 =あたかも、味方のような事を言い募りつつ、もう一人に目配せをして天狗を襲うとする=

 「さあ。こちらへ。」

 =いきなり斬りつけられ、すんでの所で敵の切っ先を交わして、逃げる天狗さん。
  満身創痍の体を引きずり、精一杯、抵抗して二人を戸外へ出す。
  その瞬間、外で待ち構えていた鉄砲隊の一斉射撃にて、命を落とす和久島と池永=



さて、お次は♪
単身、大坂城に出向いた新選組局長、近藤勇が、米蔵にいる鞍馬天狗に話しかける場面。


  =大坂城に向かう道中で、杉作から鞍馬天狗は瀕死の状態だと聞かされる近藤勇=

 「戸を開けいっ!」(By近藤勇)

 「鞍馬天狗。。聞こえるか? 新選組の近藤勇だ。
  乾坤一擲(けんこんいってき)。貴殿と雌雄(しゆう)を決すべく参上いたした。
  しかし。。委細伺って、気が変わった。
  勝負は後日。 今日より十日の後、別の場所にて余人を交えず行いたい。
  貴殿はそれまでに、充分、養生なされいっ。」

  
 「こ、近藤氏! それでは話が違おう。」(By大坂城代)

 「違えば、どうなさる。 新選組と一戦交えなさるか。」

 「天狗殿。。さぁ、出て来られよ。 心配はいらん!
  今、この場で貴殿に害なすものあれば、この近藤が斬る! 二言はない!」


 =刀の鯉口を切り、金丁にて誓いを立てる近藤勇=

 =刀の鞘を杖代わりに、鞍馬天狗が米蔵から姿を現す=

 「ほぉ~。 これは。。 なるほど。 お手前が。」

 =その後、城門前で待っていた杉作と白菊と再会。白菊はその時、ようやく鞍馬天狗が誰なのか知ったのでした=



最後は、10日後の鞍馬天狗と近藤勇局長の一騎討ちの剣戟シーン!

  =約束の場所に白馬に乗って登場する鞍馬天狗。 門の向こうから、近藤勇が現れる=

  =交わす言葉もなく、二人の激しい剣がぶつかりあう。力は互角!しばらく、勝負つかず=

  =鞍馬天狗が烏跳びで局長の頭上を飛び越えた時、局長の虎徹が閃いた。
   天狗が着地と同時に局長を斬りつける。近藤勇の左腕から流れる一筋の血=

  =天狗の目が、瞬間、柔らかくなる=

 「近藤さん。 今夜はこれにてお別れいたそう。。
  せっかくだが。。今夜は貴殿の出来が。。悪いように思われる。」


 「いや。。拙者の負けだ。。」

  =それを聞いて、含み笑いをする鞍馬天狗。その背の一部が見事に斬られている。
   刀を鞘に収める天狗さん=

 「この次は。。容赦なく狙いまする。   近藤さん。。。貴殿もどうか。。ご容赦なく。」

 「天狗どの。」

 「またの機会に。。 さらば!」


とうとう語録まで、終わっちゃったな~。 あっ、でも、また別バージョンでこれからも書くけどね~(笑)

大坂城で典膳さんの正体がバレた時は、ハラハラドキドキする展開でした~。
ご城代と面会する時は、腰の大小(刀)は預けてあるんだけども、短筒だけは隠し持っていたんですね。
あれが無かったら、ヤバかったね~。

原木十蔵に1発使っているから、残りは5発。
なのに、威嚇の為に1発、無駄使いしちゃったんだよね(笑)
斬られ役専門の福本清三さんが持つ槍に、見事命中~させてみたり。
結構、短筒の腕もいいかも!?

追われている途中で弾が出なくなった短筒を捨てて、素早く相手の刀を奪っての剣戟。
最初から刀を手に持っていたかのような、鮮やかな一連の動きだった♪

刀の鞘は、米蔵に入ってきた武士(和久島or池永)から奪取。
ううむ。。天狗さん自身が持っていた大小は、返して貰ってないのかな。。?
後で局長が「亀福」に届けてたりして(笑)

最後の局長との一騎討ちは、何度みても飽きない!
もっと、長い時間、あのシーンを撮って欲しかったなぁ。(寒いと思うけど~)

原作じゃ、天狗の一撃にて、局長が虎徹を手から落として勝負有り。になってるんだよね。

でも、「女郎蜘蛛(「石礫の女」の原作)」では、天狗さんが局長の左腕を斬った場面があるんです。
だから、あながち原作からかけ離れた演出ではないんですよ。

さて、今度は鞍馬天狗と近藤勇の対面シーンを集めた語録を書いてみようと思います♪
天狗まつりは向後もしばらく続きます~。 ヨロシク♪






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最終更新日  2008/04/06 11:28:13 PM
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