春らしいお天気に誘われて。。
家にこもっているのも勿体ない気がして、「どこか、お花見に出かけよ～～♪」という訳で、娘と車に乗ってGO！

と言っても、ここらの桜はようやく蕾がほころび始めたばかりで、チラホラと咲いている程度。
もっと、南に行かなきゃダメじゃろ～て～。と、思いながら、これと言った宛もなく車を走らせる。

「そだ！お母さんの子どもの頃によく登った山に行こうか！」

ちうことで、行き先は近江八幡。
子どもの頃、いつも傍にあった八幡山は恰好の遊び場だった。
山の麓の公園では飽き足らなくて、中腹にある、通称「スベリ山」でダンボールをオシリに敷いて
良く滑ったものだ。
まるで、山猿のような子どもだったなぁ～。

しかし、山頂まで登るのは。。かれこれ。。15年ぶりくらいか。。？
このところ、運動不足でスタミナが心配。
たかだか、標高300ｍ強の山だけど、果たして登れるかな？

息切れしながらも、娘の手前、根性で登りきりました！　むっさ、汗だく。。
全て脱ぎ捨てたい衝動に駆られたわ。


　山の上の桜は。。たくさん咲いているように見えますが、まだ2分咲きって所でしょうか
　


　レンギョウが綺麗に咲いていました
　　

　「北の丸址」から眺めた風景（左奥に琵琶湖が見えます）
　　

　下山途中でロープウェーに遭遇～♪　たくさんのお客さんが乗っていました
　　

　麓の桜は5～6分咲きくらいでした
　　

　しだれ桜も綺麗に咲いていました♪
　　

　可愛い桜が一杯♪
　　

山頂でお昼ご飯を食べて、山からの景色を眺める。
高いところから下界を見下ろす。
箱のような家がたくさん碁盤の目に沿って、並んでる。

私もそうだけど。。
あんなに小さな世界で、毎日、他愛の無い事に一喜一憂してみんな暮らしてるんだよな～～。
何だかバカらしくなって来た。遠くを見渡せば、広い世界なんだよね。
小さい事にクヨクヨするのは、よそう。。

山の中に漂う、湿った土の匂い。
山を渡る風に揺れる草木。
山道を登る私達に驚いて飛び立つ小鳥。
カサコソと草の間をせわしく動くトカゲ。
すれ違う人と交わす「こんにちは」の一言。

些細な事が私の心を満たしてくれた。
子どもの頃の話を娘に聞いてもらって、何だか自然と心がホンワカとなってきたよ。


山を降りてから、八幡神社（日牟禮八幡宮）に行きました。
3月に左義長祭りがあったところです♪
こちらの桜は8分咲きくらいまで開花してましたよ♪

　橋の上から見た八幡掘りの絵
　

　枝が張って、水面にかかる。人気のアングルです
　

　堀端から撮ってみました
　


堀端を歩いているときに、桜の蕾がたくさん乗った小枝が道に落ちていました。
咲く前に落ちちゃって、すっかり萎びていたんだけども。。
可哀想だったので、持ち帰りました。
帰って、花瓶にいれておいたら。。
徐々にだけども復活してくれたよ♪

　

小さくても生きている命。
助かって嬉しかった♪