終わっちゃった。。
現在、高3の息子ッチ。
小学2年生の頃から続けていたサッカー。
昨日、高校最後となる大会に負けて。。サッカー部を引退しました。
土曜日にあった1回戦は大差(11-0)で勝利したものの、昨日の2回戦は0-0の引き分けでPK戦となり、
スコア2-4で敗退。
最後になるかも知れないと思い、2日間とも試合を見に行きました。
昨年の今頃、3年生の先輩が引退し、自ら立候補してサッカー部のキャプテンとなった息子ッチ。
小学校の時も中学の時も、悪い事は先頭に立つけれど、そのほかは風の向くまま流れに乗るだけの
男だった。
そんな息子ッチがキャプテンなんて務まるんだろうか~。
と、心配していたけど、それなりにキャプテンの責務を果たしていたようでした。
部活に来なくなった同級生や後輩に、どんなに疲れていても電話をかけて出て来るように
誘いをかけ、時には家まで出向いて様子を見に行ってた。
試合の直前には、ビデオ等で作戦会議を開いて戦略を練り、朝錬も一人になっても欠かさず
続けていた。
後輩によるチームの応援団を作り、指揮を執って指導し、部活で頑張っているチームメイトに
ジュースを奢ったり。。
試合中もひときわ大きな声を出してチームを鼓舞していた。
PK戦で負けた瞬間、その場に泣き崩れるメンバーが殆どだった中、相手選手に握手を求め、
自分のチームのキーパーを向かえに行って、肩を叩いて健闘を称えていた息子ッチ。
そして、試合の主審、副審に握手と礼をしていた。
試合を一緒に見に行っていた小学校のスポ少時代からの同級生のお母さん達から、息子ッチが
キャプテンとしていろんな気配りをしていた話を一杯聞きました。
部活以外でも仲の良いチームメイトを「性格が雑で輪が乱れる」との理由でスタメンから外す苦渋の
決断をしていた・・とか。
ミーティングではチームの和と誇りを持ち続けるように言葉を尽くし、みんなに伝えていた・・とか。
私の知らない話が次から次と出てくる。
家ではどうしようもない息子ッチだけど。。
しっかり、成長してくれていたんだなぁ。
それもこれも、仲間がいたからこそだと実感しています。
何事もひとりじゃ出来ないもん。
一緒にプレーする仲間がいたからこそ、息子ッチも責任感を持って今まで頑張って来れたんだな。
この仲間意識の経験が、きっと、これから先も役立つだろうと思う。
部活を引退してその後は大学受験に向けて一直線ーーな、恐ろしい日々が始まるけれども、まずは
ゆっくり気持ちを落ち着けて疲れを取って欲しいと思います。
子どもの成長を垣間見る瞬間、嬉しい気持ちや寂しい気持ちが複雑に入り乱れますね。
もう、私の手は。。必要なくなって来た・・かな。
でも、いまだに一人で朝起きられないから、やっぱりまだ子どもか(笑)
とにかく、息子ッチには「お疲れ様」と、立派に育ってくれて「ありがとう」と言う言葉を贈りたいです。
それと、スポーツは個人競技より団体競技の方が断然、心豊かな人になれると確信しました♪