今日、外出から帰って来ると、「びわ湖ホール」から9月号の情報誌「湖響」が届いていました。
びわ湖ホールは今年、開館10周年♪
その10周年記念のスペシャル対談と銘打った特集に野村萬斎さんの名前をみっけた♪
びわ湖ホールの芸術監督の沼尻竜典さん(指揮者)と、世田谷パブリックシアターの芸術監督である萬斎さんとの対談です。
対談タイトルは、「これからはじまる10年をみつめて」
ワクワクして表紙をめくると、萬斎さんのお稽古場「よいや舞台」を背景にお二人のツーショットがお目見え♪
『ごきげんよう♪ 萬斎さん☆(≧∀≦)☆』
変わったシャツですね~。萬斎さんらしい~。
(形はごく普通の白地にストライプのシャツだけど、襟から二の腕部分にかけてはグレーで一見、
影がかかってるのかと思った)
そのシャツの上に、ファスナー&襟のついた黒ベストをお召しでした。
沼尻さんは萬斎さんより2歳上で、結構すっきりとしたイケメンですが、この対談のお写真は。。
イケてないですねぇ。
ってか、萬斎さんのオーラに気圧された?
狂言師と指揮者。
「和」と「洋」で全く違うジャンルのお二人ですけれど、公共劇場のあり方や今後の方向性など、
共感される部分が多々あったようです。
ちょこっとだけ、対談内容を載せますね。
萬斎「一人のアーティストとしては芸術を追及することが大切ですから、芸術監督として、
ひとつの信念を持ちつつ、それをどういった形で社会に還元していくか、貢献していくかと
いうことが公共ホールには求められていますよね。」
沼尻「僕はある程度自分のやりたいことをやるべきだと思っていて、これを“勝手な使命感”
と呼んでいるのですが、「こうあるべきだ」と思った方向に突き進むわけです。
もしそれがうまくいかなかったら別の方に変わっていただくしかない。
芸術監督制のおもしろさはそういう方が出るんじゃないかと思います。」
萬斎「芸術監督という仕事は一般的にはあまり理解されていなくて、舞台監督との区別がついて
いないことすらあるのですが、劇場の方向性を示していくことが一番の使命で、その方向性に
皆が反対ならば芸術監督を変えてくれればいいと僕も思います。」
沼尻「萬斎さんがおっしゃったように、やるからには信念を持たないと。今は公共が民間の考え方を
取り入れることが良いという風潮が強すぎて、採算の取れない作品をやることについて説明が
難しくなってきています。だからといって集客率の高いものがかりをやればいいのかというと、
それでは公共ホールとしての使命が果たせない。」
萬斎「演劇の場合、言葉が悪いですが新作を次々作っていくため、紙コップのような使い捨ての
作品がたくさん作られています。
でも公共ホールでやるからには、ガラスや陶器のように丹念に作られてレパートリーとして
長く愛用できる作品であるべきだと思うんですよ。
そうすれば減価償却じゃないですけど、還元していくことができる。」
自治体がバックアップして運営していく公共ホール。
花開かせるのも、地に落とすのも芸術監督の手腕、という感じですね。
思いがけず萬斎さんの記事とかインタビューなどに遭遇すると、ホントに嬉しい♪
前々から、「びわ湖ホール10周年企画で萬斎さんが登場しないかしら~(情報誌に)」なんてチョロと思っていたので、それが現実になって嬉しさも倍増です。
それと、今日の「にほんごであそぼ」は嬉しい新作でした♪
「蚊相撲 番外編:壱」
藪蚊に扮した萬斎さん。蚊のオシリに赤い風船が。。
そっか~。血ぃ吸うたから赤く膨れてるのね(笑)
蚊と相撲をとっているお子ちゃま(つばさ君)が持つウチワには扇風機の絵。
なかなかユーモアが効いていて面白い~~。
「壱」ってことは、「弐」もあるわね~。
ちぃうことで、今後の放送予定を調べてみました☆
8/25・9/8(月) 蚊相撲 番外編・壱
8/26・9/9(火) 為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
8/27・9/10(水) 為せば成る
8/28・9/11(木) 蚊相撲 番外編・弐
8/29・9/12(金) あいうえうた
金曜の「あいうえうた」は前のかも知れないですね。
でも、それ以外は新作♪(多分)
9月1日以降もNEWバージョンだと嬉しいなぁ。