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2008/11/22
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ベルサ~イユ~♪ ベルサ~イユ~♪ ベルサ~イユ~のばらが咲く~♪


         宝塚歌劇団 星組公演
     『外伝 ベルサイユのばら ―ベルナール編―』
      ロマンチック・レビュー『ネオ・ダンディズム!3』

     2008年11月22日(土) 午後2時開演  ひこね市文化プラザ グランドホール

       ベルナール:安蘭けい  ロザリー:遠野あすか  オスカル:涼 紫央
       アンドレ/アラン:立樹 遥  etc.

   =あらすじ=
    パリに住む新聞記者ベルナールは、その生い立ちから貴族を憎悪していた。
    そして革命運動に携わり、「黒い騎士」とよばれる義賊となって、貴族たちをおののか
    せていた。
    そんな中、絢爛たるベルサイユ宮殿の仮面舞踏会に、黒い騎士が潜入した。
    近衛隊長のオスカルは、黒い騎士の正体を突き止め、ベルナールをとらえるが、
    彼の言葉の中に真実があると悟り、父将軍たちをごまかした上で、彼を自分の家にかくまう。
    ベルナールの看病に当たるのはロザリーだったが、母を貴族に殺されたという似た境遇の
    二人は、互いに心惹かれていく。
    オスカルは二人を慮(おもんばか)り、ベルナールに盗みをやめるよう諭し、ロザリーと
    ともにパリへ送り出す。
    パリへ戻ったベルナールは革命家のリーダーとして名を挙げ、フランス革命でも大きな
    役目を果たす。
    しかしながら革命の終息後、恐怖政治の時代を経て、フランスはナポレオン・ボナパルトを
    大統領に迎えた共和政治のもとにあった。
    王政を廃止して民衆のための共和制を夢見た革命が、ナポレオンによる独裁統治に戻る
    ことを危惧したベルナールたちは、ナポレオン暗殺を企てるが…。
宝塚歌劇団HPより抜粋)


私の永遠の憧れ「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」
女に生まれながら男として、フランス国家に仕える武官として、最後は一市民として人生を全うしたヒロイン。
そんな彼女が最後まで生き生きと描かれた漫画「ベルサイユのばら」は、今でも私の愛蔵書です♪

その「ベルサイユのばら」の外伝三部作のラスト「ベルナール編」が彦根にやって来ました♪
チケット発売日に必死こいて電話して、発売3時間後にやっと繋がった電話で取れた席は惜しくも2階席だった。。
でも、いいの。取れただけでもラッキー♪です。
今日、娘と二人で見て来ました♪

「ベルナール編」ですから、モチロン主役は新聞記者ベルナール・シャトレ。
黒い騎士としてフランス貴族界を騒がせた盗賊でもあります。
そして、後にその妻となるロザリー・ラ・モリエールとの深い夫婦愛がメイン・テーマ。
オスカル様メインではないけれど、黒い騎士事件以降、バスティーユ陥落までは深く関わっているので出番も多いだろうと期待☆

いや~~~。素晴らしい~~です。綺麗だった~。豪華だった~。夢の世界だった~~。
あの、もっさい田舎のホール舞台があんなに華やかに飾られたのは初めて見ました!
素晴らしいオーニング! ベルサイユの仮面舞踏会が目の前に!
はぁ~、ため息が出るほど綺麗だったぁ。
古典芸能の舞台を見慣れた私には、新たな感動~が押し寄せる。

「こんなに思いっきり!拍手していいんだ!」

舞台に登場人物が出てくるたびに、惜しげもなく送られる拍手☆彡
思わず身を乗り出して舞台を見てしまう。 綺麗だ~。 
こんなに席から舞台は遠いのに、どの方ももの凄く美しいのがわかる。

近衛連隊長姿のオスカル様~~♪♪ 凛々しくて美しい~。
ベルナールの言葉を借りるなら、まさに「王宮の飾り人形」です。
動くオスカル。あ~素敵~☆彡
舞台中盤、ベルナールとロザリーをパリの街中に逃がして以降、登場はなかったけれど黒い騎士との剣闘など見せ場充分♪

フランス革命以降のベルナール&ロザリー夫妻の愛の絆や、オスカルが衛兵隊長時の部下だっアラン・ド・ソワソンが孤児を養う将軍として登場したりして、ベルばらファンにも充分応えた外伝だったと思います。

「ジェローデル」「アラン」「ベルナール」この三名で外伝が出来たわけですけど、ストーリーは単独でありながら繋がってるようです。
出来れば、ジェローデルもアランのも見たかったな~。
アラン・ド・ソワソンが革命で片腕を失い、孤児の面倒を見ている将軍になっているという後日談に、そこに至る様々なシーンが目に浮かぶようでアランの姿を見ているだけで目頭が熱くなりました。

アランもベルナールもロザリーも・・それぞれがオスカルの遺志を心に刻みつつ、フランスのために何が出来るのか? 何をすべきか?
大いなる愛国心。人への愛が溢れた舞台でした。


主役のベルナールを演じる星組男役トップスター☆安蘭けいさん。
格が違います。驚きました!
男役の方って、男っぽい声を出すためにちょっとムリして野太い声出してる?
って、感じを受けますが、彼女は違った。 声の質がいいのかなぁ。
作ってないんだよ、声を。すっごく自然な感じで、すっごくいい声♪
最初はオスカル役の涼紫央さんばかり注目してましたが、途中からは安蘭さんに釘付け!
全身からかもし出す絶品のオーラがバシバシ伝わってくる。

ロザリー役の遠野さんも、可愛くて強いロザリーだったし、アンドレもオスカル命!のアンドレだったし、ホントに素晴らしい舞台&演者でありました。


30分の休憩の後、「ロマンティック・ダンディズム」という舞台がありました。
『男の美学』っつーことで、男役の方が中心にリズミカルで見どころマンサイ!なダンス&パフォーマンスでした。
途中で、涼紫央さんと立樹遥さんが歌いながら舞台から客席に下りてこられましてね。
その時、お客さんが「ひこにゃん」のぬいぐるみを手渡されたんですよ♪
それで会場内が大盛り上がりになって、凄く雰囲気が良くなったの。
舞台上に戻られた二人は、ひこにゃんを片手に踊って歌って、それはもう楽しそう~で♪

この舞台でも安蘭けいさんは、目を惹きましたね~。
そりゃ~、主役だもん。常にスポットライトが当ってるし、自然と視線はそちらに行きますけれども、あの人を惹き付けるオーラはただモンやないです。

ですがワタクシ・・・恥ずかしい事に安蘭けいさんが滋賀県出身だという事を全く知らなかったのです。
(宝塚ファンの方。。ごめんなさい)
会場に着いたら、「安蘭けいさん おかえりなさい!」 だの「滋賀の星 安蘭けい」だのという横断幕や看板が立ってましてね。

安蘭さんがもうすぐ退団されるという事は存じてましたが、まさか滋賀出身とは露知らず。。
ひょっとしたら、最後にご挨拶なんかもあるのかな~と思ってましたら、ありました!

モチロン、幕が降りた後も拍手が鳴り止まず、カーテンコール♪
その時に、安蘭けいさんの出身地、湖南市の後援会さんから花束贈呈~がありまして、その後、安蘭さんのご挨拶がありました。

「湖南市出身、滋賀の星(多分、星組とかけられてたと思う)、安蘭けいです♪」

入団前は、滋賀から2時間半かけて週3回。宝塚の学校に通ってらしたそうです。
「偉いですよね~」と自画自賛☆ いや、ホント偉いです。 大変だったと思います。

この舞台の全国ツアーで滋賀に来るのを楽しみにされていた事。
来年、退団されるけれど、最後まで力の限り尽くしたいと仰ってました。

幕が降りて、また拍手が続いて再び上がったときは、一人で舞台に立たれていました。
そして、一緒に舞台を作り上げた仲間を呼び寄せ、最後のご挨拶。
一階席はスタンディング・オベーション♪
「ありがとうございました」と手を振る安蘭さんに、私も娘も一生懸命に手を振りました♪

いや~。いっぺんにファンになったわ~。
でも、やめちゃうんだよね~。魅力に気づくの遅過ぎ!

今日の舞台のパンフと安蘭さんの舞台のブロマイドを買って帰途に着いたのですが、タップリ3時間もある舞台で5500円(2階席)は安いよな~って思った。


恐るべし宝塚歌劇団。
また、近くで公演がある時は絶対行くぞ~と、娘と二人で決意を新たにしたのでした(笑)
毎週、遊び過ぎですね、この親娘~(爆)






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最終更新日  2008/11/22 09:46:49 PM
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