せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草
今日は七草粥を食する日でしたね。
おせち料理をたらふく食べた胃を休める意味と、邪気を祓い万病から身を護る意味が七草粥にはあります。
ってな事はあまり深く考えた事もないのですが、小さい頃から『1月7日の朝は七草粥を食べる』という環境で育ったせいか、結婚してからも1月7日はずっと七草粥を食べて来ました♪
土用の丑の日にうなぎを食べるように。。
冬至に南瓜を食べて柚子を浮かべたお風呂に入るように。。。
それは極自然な我が家の年間行事の一部です。
もちろん、今日もいつもより少し早起きして作りましたよぉ。
スーパーに七草セットが売っているので重宝しますね。
昔は七草全部揃ったお粥なんて食べてなかったもんな~。
塩味だけのシンプルなお粥だけど、口の中に広がる草のほんのりとした苦味が何とも言えず美味だったりします。
ダンナも子ども達も嫌がらずちゃんと食してから仕事や学校に出かけて行きました♪
娘は明日、家庭科の授業で七草粥を作って食べるのだそうです。
今日、先生が「七草粥を食べてきた人?」と質問されたら、手を挙げたのは娘ッチだけだったとの事!
意外や、意外! 今の子って七草粥食べないんですね。
っていうか、作る家庭がないのね。。
ここらへんは田舎だし、祖父母と同居されてる家庭が多いから、たくさん七草粥を食べてる子がいると思ったけれど。。ビックリです。
何だかな~。日本の古き良き風習が実践されなくなっていくのは寂しいですなぁ。
意味はよくわかんなくても、「あぁ、お母さんは1月7日は必ず七草粥を作っていたな~。」って記憶が残るだけでも良いことだと思うのだけど。
一年を通して節目の折は、実践出来る風習は出来るだけ実行していけたらな~って思う。
睦月には七草粥を食べて、春には花見に出かけ、夏はうなぎを食べて乗り切り、秋に紅葉を愛でて、冬は柚子風呂で体を温める。
でないと、なんのメリハリもない一年を過ごしそうで怖いもの。
けど、これも心に余裕がないと難しいことなのかもしんないですね。
『心豊かに。。』今年はこの言葉を胸に過ごす事としましょう~♪