行政から子宮ガン・乳がんの無料クーポン券が昨年の秋頃に送られて来て、有効日が残り少なくなった先月末に乳がん検診を受けました。
子宮ガンは20年度に受けていたので、対象外になっていた。（ケチだな～）
有効期限は3月末日。慌てて医療機関に予約入れたけどどこも満杯で、市の集団検診を申し込んだら「最終日にあと一人、枠があります。」との事。
まさしく、最後の最後。駆け込み受診となったわけです。

乳がん検診は娘がまだ幼稚園にも行ってない頃に受けたきりで、その当時はマンモグラフィ検査もないし、先生の触診だけだった。
毎年、「行かなきゃな～。」とは思うものの、子宮ガン検診同様、避けた方が良い日があったりして、億劫になって行かずじまい。。
マンモの検査は非常～に痛みを伴うと聞いていたので、それも今まで行かなかった理由の一つなんだけどね。
もう、年齢が年齢なので、ここらでちゃんと検査しておかないとダメかなと思って、しかも無料だし受けたわけです。

検診当日は先生の触診を受けて、マンモ搭載のバスで初マンモ体験。
思ったより、痛くなかったです。あれくらいなら堪えられるわ。
左右２方向。計４回挟まれたけれど、大丈夫でしたよ。

で、先日。その結果が家に届きました。
自覚症状も全くないし、シコリもなさそうだし、異常があるようには全然思えなかったので、安心して封を切りました。
いやに分厚い封書だな～と思ったら、「医療機関長さまへ」という茶封筒が中に入っていた。
裏には『緘』の判が押してある。「何これ？」
そして、検査結果の紙には「要精密検査」の文字が。。。

「え～～～！？」
暫く口が利けなかった。その間、いろんな悪いイメージが私の頭の中をグルグルと駆け巡ってた。
（娘は中学生になったばっかり。。まだまだ私の手が必要だ）
（息子とダンナは一年くらい冷戦中。一切、会話なし。残して逝ったらどうなる？）
（年老いた親を残して。。　子ども達の結婚式に出れない。。　家事は誰がするの？）
（ジョニーに逢えない。。　萬斎さんに逢えない。。）←やっぱり、これは私の重要項目です。
ありとあらゆるマイナス思考が堂々巡り。

茶封筒の中に何が書かれているのか。触診の時は特に何も言われなかったし、マンモで引っかかったのかな。
しかし、このまま放っては置けないし、怖いけれど病院に行く事にしました。
集団検診で受けたマンモの画像を持って、今日、病院に行って来たんです。

怖かったな～。診察室に入るの。
先生は何を言うのか、とっても怖かった。
どうやら触診は異常なしとの結果でした。
マンモグラフィは二人の先生が診断をするみたいで、ひとりは「異常なし」の判断だったけど、もう一人の人が左の乳房に「異常アリ」の判断をされたようです。

今日、受診した外科の先生も「多分、大丈夫だと私も思いますが、一応、エコー検査してみましょう。」と、触診の後、エコー検査をして下さいました。
そしたら、左は「ちょっと乳腺症みたいですね。ま、これは年齢的にもそういう年齢ですし、怖いものではないです。」との事。
ホッと安心していたら右側に「うん？ちょっと脂肪の塊みたいなものがありますね。もし腫瘍だとしても、良性のものでしょう。いずれにしても、もう一度マンモグラフィを撮ってもらって、乳腺症もあるし経過を見て行きましょう。」との事でした。
マンモで再び４回挟まれて帰って来ました。結果は、GW明けです。

マンモの女性検査技師の方が、「無料クーポンで集団検診を受けられたんですか？」と聞きました。
『そうです。最終日に一人だけ残っています。といわれたんです。ホントに駆け込みで。。』と言ったら、
「それは運が良かったですね。。あ、でも、引っかかったから良くなかったのか。。」と、言われたけど、
『いえ。運が良かったんです。そう思っています。無料じゃなかったら、行ってなかったと思うし。』と答えました。

本当に最後の枠に滑り込めたのも運が良かったから。
そうじゃなかったら、いつまでも未受診のままだろうし、本当の乳がんになってるかも知れない。

まだ、正式な結果が出た訳ではないけれど、先生から「大丈夫でしょう。」という言葉が聞けたのは幸いでした。

昨年末には子宮にポリープが見つかったし、今回は乳がん検診で引っかかったし、検査は億劫がらずに定期的受けなきゃダメだな～と実感しました。
もう、自分だけの体じゃないんですから。