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2011/03/09
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カテゴリ:映画感想

映画 『ツーリスト』

     tr

    ◆監督  フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
    ◆出演  アンジェリーナ・ジョリー(エリーズ・クリフトン・ワード)
         ジョニー・デップ(フランク・トゥーペロ)
         ポール・ベタニー(ジョン・アチソン警部)
         ティモシー・ダルトン(ジョーンズ主任警部)
         スティーヴン・バーコフ(レジナルド・ショー)
         ルーファス・シーウェル(英国人男性)
         クリスチャン・デ・シーカ(-)
         アレッシオ・ボーニ(-)
         ジョヴァンニ・グイデッリ(-)
         ラウル・ボヴァ(-)
         ブルーノ・ウォルコウィッチ(-)


    ◆あらすじ
      傷心を癒やすためイタリアを訪れたアメリカ人のフランク(ジョニー・デップ)は、
      ベニスに向かう車中で上流階級の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)に声を掛けられる。
      魅力あふれるエリーズに誘われるがまま、アバンチュールに酔いしれるフランク。
      しかし、それはすべて仕組まれたわなだった……。 (シネマトゥディより)



ジョニーとアンジー。ハリウッドを代表する俳優2人が共演する映画。見逃すわけにはいかんでしょう~。
映画PRの為に忙しい中、日本に来てくれたジョニーの為にも見ますともっ!はい。

美しい~映画でした。ホントに美しい~。
イタリアのベニス(ヴェネツィア)に是非とも行ってみたい~~と、絶対誰もが思ってしまうほどの映像美。
その美しい街に、これまた美しい~二人が織りなすラブ・サスペンス。
そして、ラブ・ロマンス。そして、そして、ラブ・コメディ~~。
ゴールデン・グローブ賞だったっけ。。 コメディー部門でノミネートされてた意味がよくわかりました。
命狙われててムッチャ危ない目に遭ってるんだけど、笑ってしまうシーンが多々あって(爆)
「ボンジュルノ」という所をパニクって「ボンジョヴィ」と言ってみたり。。。
パジャマのまま、裸足で屋根の上を走って逃げるジョニー。その絵面が滑稽過ぎる。
飛び降りた勢いで下にいた警官を川に突き落とす!な~んてシーンはそれこそ古典的コメディーシーンそのもの。
ハラハラドキドキの「ボート・チェイス」シーン。
川に落ちた殺し屋が、後ろから迫ったボートのへりで頭をしこたまガツン!とやられて沈んでいく。。
悲壮~なシーンなのに何故か笑える。


美女に誘われるまま、超~~~ゴージャスなホテルに足を踏み入れたジョニー演じるフランク。
その戸惑いが表情から所作に至るまで現れていて、「さすがジョニーだよねぇ」と満足させてくれました。
ジョニーの素足が見れたのも収穫。(視点が若干違いますが、お許しを~)
アンジーとのキスシーンはもう~そりゃもう~~刺激的過ぎて卒倒しそうだった。
特にフランク(ジョニー)が夢の中で見るエリーズ(アンジー)とのキスは、『あぁ、私もあんな風に髪をガッツリつかまれて有無を言わさず奪われてみたいぃ~~』なぞという妄想脳内上映が、繰り返し繰り返し流れていましたわ(爆)
ジョニーが普通の人を演じるのって、ほんとに珍しくて、一番最近では「パブリック・エネミーズ」の銀行強盗役だったかな。
でも、あれは実在の人物を演じていたので、普通の人といっても特殊でしたけど。
その前っつーと。。「シークレット・ウィンドウ」かな。こっちも普通の人だったけど、多重人格者だったなぁ。
っつーことで、今回も普通でありながらちょっと普通じゃない人。ってことになるのかな。
ジョニーがこの役を引き受けた理由がわかった気がします。
アンジーとの共演も魅力だったでしょうけど、やっぱり脚本が気に入らないと出演しないジョニーですからね。


アンジーはもうねぇ~。そりゃもう歩いているだけで優雅で綺麗で上品で~。
なかなか、あのようなキャット・ウォークは出来ないですよ。何を着ても似合ってるし~。
いつもの強い女でありながら、上品なんです。そして、とてもゆっったりと余裕のある所作や演技で、アンジーの新しい面を見た気がしました。
彼女も謎の多い女性で、普通ではない人でした~。

映画タイトルの「ツーリスト」。なかなかのネーミングです。
そうだったのね!と、最後の最後で、納得やいろんな意味での驚きを与えてくれて、ストーリーを知ったからには絶対、もう1回は観なくちゃ!と思いますよ。

最初から最後まで何だかとってもお洒落で美しくって、出てくる脇役の人も全部イケメンで、目の保養にももってこいな映画でした。
目まぐるしく展開するストーリーや映像の映画もいいけれど、こんな風に古典的要素たっぷりの美しい映画も凄くいいな~とあらためて思いました。

「表と裏」 日本的に言うと「陰と陽」
それがキーワードであり、何かにつけて際立った映画だったと思います。

もっと、書きたい事は山のようにあるけれど、あんまり書いちゃうとネタを全部バラしてしまいそうなので、この辺で終わります~。




さてさて、随分、久しぶりの日記となりました。
約1ヶ月ぶりでしょうか。
映画感想の前に書く感想が2件ほどあるのになぁ。
2/6に見た萬斎さんの公演感想。。書けてない。
そして、つい先日(3/6)見た茂山家の狂言。凄く面白かった。。のに、書けてない。

ちょっと、またいろいろありまして。。
なかなか、こうしてPCの前に座れない日々です。
何だかな~の「陰のオーラ」がまとわり付いて離れない感じです。
春がもう目の前ですから、どうにか脱出したいんですけどね。

上の2件は、時間を見つけてボチボチと書けたらな~と思います。






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最終更新日  2011/03/09 10:24:31 PM
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