1か月以上もブログ放置していたんですね。我ながらビックリ。
12月17日(土)に万作家の狂言公演を見に行きました。びわ湖ホールの公演です。
チケットは公演の少し前に取ったので一番後ろの席でしたけれど、オペラグラスを持参して度アップ萬斎さんを堪能しました(笑)
その公演内容のブログも書かず、今に至ってしまった。
解説は石田さんで、また「ライオンキングはパクリ」発言が出てちょっと失笑しちゃいました。
演目は「磁石」と「勧進聖」。合間に素囃子「神楽」が入りました。
「磁石」は初見でした。すっぱ役の万作さんが寝ている田舎者(萬斎さん)の体をピョンピョンと飛び越えてらっしゃる姿を見て、凄い80歳だな~とため息が出ました。
「勧進聖」は、シテ(主役)は勧進聖の石田さんだけど『鮒役の萬斎さんが舞台に出ると一気に彼が(観客の気を)さらってゆく』と石田さんが解説でおっしゃってましたが、本当に萬斎さんが主役のような印象の演目でした。
船の作り物が二つも出てくるのも見た目に面白く、なかなか趣のある曲でした。
鮒の精の萬斎さん。跳び返りの所作が幾度かありましたが、勢い余ってふらついて手を突くという珍しい現象を目撃。
「ふらついてますやん。」と一緒に見に行った娘のつぶやきに「ホンマ。萬斎さんにしては珍しいな。」と応えた私です。
12月20日には実母が心臓血管の治療で京都の病院に入院しました。11月に地元の病院に一度、入院したのですが、一部の血管内が石灰化していてそこでは手に負えず。。
細い血管内をダイアモンド研磨のドリルで削るという、聞いただけでも気が遠くなるような恐ろしい治療方法を76歳の母が受けるなんてどうなることかと思いましたが、なんとか無事に済みました。
今は家に帰って養生していますが、何分、独居生活ですので心配は尽きません。
入院して2日間は絶対安静状態でベッドに寝たきりだったのですが、そのたったの2日間寝ていただけで一気に足腰が弱くなって、退院してしばらくはまともに歩けないような状態でした。
やっぱり、年をとってからの入院治療ってダメージあるんですね。
少しずつ回復はしていますが、外出には杖が欠かせなくなりました。入院前は電動自転車に乗って買い物に行ってましたが、今はまだ無理です。
そんなこんなで暮れも押し迫ってくるし、パソを開く時間もなくてこれほどの放置期間となってしまいました。
今年も数えきれないくらいいろんな事があり、怒涛の如く一年が過ぎてしまったという印象です。
来年は少しでも良いこと、楽しい事があればいいなと思うのですが、どうなりますやら。
ほとんどブログも満足にかけていませんが、お付き合いくださいましてありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、「陰陽師小箱」らしい情報を一つ。
白泉社「メロディ」で連載中の岡野玲子さんの「陰陽師 玉手匣」の第1巻が12月28日に発売されました。
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