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2012/05/20
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カテゴリ:ジョニーの事
『ダーク・シャドウ』

       
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◆あらすじ
  イギリスからアメリカに移り住んだお金持ちのコリンズ家に生まれたバーナバス(ジョニー・デップ)は、
  魔女アンジェリーク(エヴァ・グリーン)によってヴァンパイアにされてしまった上に、生きたまま
  埋められてしまう。
  その後、ふとしたことで彼は200年の眠りから目覚めるが、コリンズ家はすっかり落ちぶれていた。
  バーナバスは、コリンズ家再建を末裔(まつえい)と成し遂げるべく、自らの父の言葉である「唯一の財産は
  家族」を胸に行動を起こす。

◆監督  ティム・バートン
◆キャスト  ジョニー・デップ  ミシェル・ファイファー ヘレナ・ボナム=カーター
        エヴァ・グリーン ジャッキー・アール・ヘイリー ジョニー・リー・ミラー
        クロエ・グレース・モレッツ  ベラ・ヒースコート ガリー・マクグラ
        イヴァン・ケイ スザンナ・カッペラーロ  クリストファー・リー
        アリス・クーパー


昨日(19日)、初日のレイトショーで鑑賞して来ました♪
ジョニーのヴァンパイア。最初、ジョニーがヴァンパイアを演じると聞いた時、どんなに妖艶でヘロヘロにされるだろう~とビジュアル想像すると、それだけで悶死しそうな勢いでした。
が、そう言えば監督はティム・バートンだったわ。。と、はたと気づき、ひょっとしたらまたコスプレ?と思ったら、やっぱり案の定。。(苦笑)
映画の撮影が始まって、撮影風景の画像が出回った時に見たジョニーのヴァンパイアは想像していたのとは、まったく違ってた。
白い顔に黒いサングラス&黒い傘。チャリチョコ(チャーリーとチョコレート工場)の時も思ったけど、マイケル・ジャクソンの風貌に似てる。
髪型もなんだかイケてない。。でも、ジョニーらしいヴァンパイアには違いない。
自分が美形だってことに全く関心がないし、こだわりも全然ないですから。
ただ単に、気に入った作品を自分のアイディアを取り入れて楽しくなればいうことなし♪なんですよね。

「ダーク・シャドウ」という作品は、1960年代後半から5年間アメリカで放送されたTVドラマが元になっていて、ジョニーもバートン監督も子どもの頃に見ていた大好きなTV番組だったそうです。
ジョニーはその頃からマントや牙までつけてコスプレして遊んでいたっていうから、筋金入りのファンなんですね。
映画の製作者の一人としてクレジットにも入っていますし、思い入れの強さがうかがえます。

バートン監督とジョニーの好みが色濃く入った映画なんだろうな~ってのは、見ていて一番に感じましたね。
もし、テレビ版を見ていたらもっと楽しめるのかもしれないです。

ヴァンパイアのバーナバス・コリンズが閉じ込められた棺桶から復活するのは1972年。
この時代を知っている人(もちろん私は知ってます(笑))は、知らない人よりは楽しめます。
カーペンターズの音楽が聴けるところや、アリス・クーパーが本人役で歌を歌っているのも面白いですしね。
乗っている車も、あ~当時のアメ車はこんなだったな~って思い出しました。

予告編見ていて、ホラー色よりコメディタッチな部分が多いのかな?と思って観たけど、怖い部分も多々あって、バーナバスが200年ぶりに復活するシーンは一瞬引いてしまうほど、怖かった。
けど、その直後に、時代の変化を知らないバーナバスが恐る恐る歩き出すシーンは滑稽で笑える。
このギャップが面白いんですよね。恐怖と笑い、ってのが。

悪魔メフィストフェレスを示す「m」のマーク。
マクドナルドの看板を見て、「この悪魔め!」と叫ぶバーナバスに思わず声を出して笑ってしまった。
いや、それハンバーガーのお店ですから(爆)

「彼女はカーペンターズが好きみたい。」(byキャロリン15才)
『そうか、大工が好きなのだな。』(byコリンズ)

こういうちょっとした面白さは、スクリーンを漫然と観ていたら見落としがちかも知れません。

「家族」が根底にある映画ですが、その一員として資質のないものは容赦なく排除する冷酷な部分もあって、やっぱりこういう所はバートン監督の風刺的要素ではなかろうかと思いました。

いつもバートン監督の映画にはジョニーとともに、ヘレナ・ボナム=カーターも出演しますが、今回はあんまり強烈キャラじゃないな~と思ったけど、やっぱり最後はただでは終わりませんでした。
興行次第では続編あり?みたいな感じでしょうか。

バーナバスの呪いも解けてないしなぁ。ってか、ヴァンパイア増えてるし。。。
あれはHAPPY ENDって言えない気がする。

バートン監督とジョニーの8回目のコラボ作品。
あと何回か見れば、もうちょっと奥深さがわかるかもしれない。

魔女役のエヴァ・グリーンは凄く魅力的でジョニーより目立ってかも。
今のコリンズ家の女主人役のミシェル・ファイファーも品と強さがあって良かった。
15才の擦れた女の子役のクロエ・グレース・モレッツは、小悪魔的で最後の変身には心底驚きました。
ママの幽霊が見えるという小さな男の子役のガリー・マクグラスは繊細な演技で、思わずハグしたくなりました。
漁師役でクリストファー・リーが出演しているというオマケ付き。彼のヴァンパイアこそ、生粋のヴァンパイアって感じでしたよね。

ジョニーのへんてこりんなヴァンパイアも、やはり育ちの良さと気品あふれる威風堂々な所作で見応えはありましたよ。

次は吹替え版で、映像に集中してみてみたいな~と思ってます。






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最終更新日  2012/05/21 12:15:09 AM
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