今日は、いわずもがなの「金環日食」でしたね。私の所は雲に邪魔されることなく、ガッツリ見えましたよ♪
関西では282年ぶりの大天体ショーです。
学校の登校時間と重なるのもあって、たぶん、交通事故回避対策（みんな空を見上げて歩いたり、自転車乗ったり、車運転したりするかも～的な）だと思いますが、登校時間が30分繰り下がりました。
自宅で金環日食を観賞するようにとのお達しが学校からあって、たしか3年前の皆既日食の時に遮光版を買っておいたと思って探したけど見つからず。
買おうと思ったら、すでに売り切れ状態。
困ったな～。でも仕方ない。厚紙にパンチで穴をあけて、それに日光を通して日食の様子を観察しようかと思ってました。
そんな母の必死の努力をよそ目に肝心の娘さんは、「え～～。30分も余分に寝られるんやし、日食なんて見ぃひんで～」とのたまうではないですか。
クラスの誰もが「見ない」って言っていたらしい。
たとえ娘さんが見なくても私は見ますぞよ。
テレビでもリアルタイムで太陽が欠けていく様子が映し出されています。
みんな日食グラスで観賞しているのを見て、もう一度探してみました。
そしたら、奇跡的に見つかったんです。前に買っておいた遮光版が！

金環日食になる10分前に娘さんを叩き起こしました。「遮光版見つかったし、今、見とかんと次は300年後やで～！」って。
ノソノソと起きだした娘さんを外に連れ出して日食観察。
見えましたとも！若干、右下の厚さが薄目だったけど、ちゃんと金環になってた♪
近所の人たちもみんな空を見上げてます。あちこちで「見えた！見えた！」と声が上がってました。
日食が進むと徐々に辺りが薄暗くなって、「白夜ってこんな感じなのかな～」って思いましたね。
ほとんどお月様に姿を隠されたというのに、まだあれだけの光線を放っている太陽の力ってホントに偉大なんだな～ってあらめて思いました。
気温も0.6度くらい下がっていたんですってね。

そりゃ～、古代の時代に日食なんて現象が起こったら、天変地異の始まりだと畏れおののいたはずですよね。
実際、太陽が隠れることによって、体に異変を感じる人も多いみたいだし、日食を見ない方が良いと思ってる方もあるようです。
見るべきものではないと。
私はあまりそういうのを感じない方だし、「見たい」という好奇心が勝ってしまっているので見ちゃいましたけども。
過ぎてしまえば、アッという間の出来事ですが、日本中のアチコチでたくさんの人が一斉に空を見上げるのも共有感があっていいですね。

さて、次に遮光版を使う日はいつなんでしょうか。それまで保管しとかなくっちゃ（って、絶対、ムリだと思うけど（笑））