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2012/07/05
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NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に町の開業医、坂田先生で出演中の世良さん。
初登場シーンからインパクトありましたけど、回を追うごとにその存在感が半端なく強烈になってくる。
先週でしたかね。梅子に「医者は人助けになっているでしょう。」と言われて、「ソバ屋が人助けをしていると思ってソバを打っているか?医者だって同じだ。自分が人を助けてやってるっていうのは、医者の思い上がりだ。医者は、ただそこにいるだけでいいんだ。」って名言をさらりとごく自然に言われた坂田先生@世良さん。
この言葉に影響されて、梅子は開業医になりたいと思うようになったのでした。

そして、今日。ホントに世良さんはナイスキャスト!って思える、この「梅ちゃん先生」で最も名シーンとなるであろう、入院した梅ちゃんの父ちゃん(高橋克実さん)のお見舞いに訪れる坂田先生@世良さんの対峙場面。


坂田「独り身は気楽でいいと思ってました、若い頃は。 今でもそう思ってるんですけどね。
   しかし、梅子さんを見て初めて思いました。  家族がいれば良かったかなぁと。
   あなたが少しうらやましい。 あんないい娘がいて。」


父ちゃん「いたらいたで、やっかいです。」

坂田「じゃあ、ください!」

父ちゃん「えっ!?」

坂田「冗談です。  とにかく、これだけは言えます。あんないい娘がいるだけで、ありがたいと思った方がいい。」

父ちゃん「梅子に口添えしてほしいと言われたんですか。」

坂田「梅子くんはそんな事は言いませんよ。 多分、あなたの病気が治ってから、改めてちゃんと話をするつもりだったんでしょう。」

   ソファーから立ち、父ちゃんの側の椅子に座る

坂田「娘が何をしようといいじゃないですか! やくざもんと一緒になりたいっていうんならともかく。開業医になりたいなんて立派な事を言うんだったら、よし!がんばれ、と背中を押してやればいいんだ。」

父ちゃん「私は勝手にしろ!と言ったんだ!」

坂田「そういう言い方はするな! ちゃんと認めてやれ!逃げるな!」

父ちゃん「逃げる?! その言い方は聞き捨てならん!」

坂田「悔しかったら、ほれ、殴ってみろ」

    鼻をクンクンさせて、匂いを嗅ぐ父ちゃん

父ちゃん「あんた、酒飲んでるのか。」

坂田「そうですよ。 酒が飲めるのがうらやましいですか。」

父ちゃん「ふん、別に。」

坂田「糖尿なら甘いものを止められてるんでしょうね。」

  ズボンのポケットから紙に包んだ饅頭を取り出す坂田先生

父ちゃん「あっ。。」

  これ見よがしに半分に割って、食べる坂田先生

父ちゃん「あっ。。」

坂田「う~~ん、うまい。 父親の事がどうでもよければ、親父なんてほっといて好きにする。
   しかし、梅子くんはあなたの事を愛しているから。  愛しているから。」


  お饅頭食べて、父ちゃんに一礼して病室を去る、坂田先生


活字にするとこんなんですが、とっても、感動しました。
行間にこもった坂田先生の優しく力強いメッセージ。
目線の投げかけ方、間の取り方。声のトーンの変化と強弱。
「愛しているから」
普段、誰もが口にしないこんな言葉を嫌味もなく、ごくごく自然に聞かせてくれる坂田先生@世良さんに感動した。

そして、頑固親父の典型で、クソがつくくらいマジメ一徹。そして、いつも眉間に皺を寄せて怒っている。
そんな普段は無敵状態の梅ちゃん父ちゃんに、あれだけガツン!とかませるのは坂田先生しかおりません。

毎朝リアルタイムで朝ドラ観ているけど、特に録画はしてなかった。
けど、今日のは永久保存版にせねば、絶対、後悔する!と思ったので、お昼の再放送を録画しました。

そして、今日の「スタジオパークからこんにちは」のゲストは世良さん。
映像は先週の月曜日に収録されたものでした。(国会中継の為、放送されなかったの~)

待ちに待った世良さんの登場で気分はハイテンション♪
梅ちゃん先生の登場シーンは、世良さんの俳優人生で最も最悪な登場の仕方だったらしい(笑)
確かに、よれよれ靴下履いた二日酔いの町医者で、診察途中で寝る。。っつーものでしたからね(爆)
撮影途中からの参加だったので、梅ちゃん役の堀北さんに「どういう立ち位置でやればいいんでしょうかね?」と尋ねたら、「世良さん。マイペース♪マイペース♪」といってくれたそうで、それでいっぺんにわかって、マイペースで坂田先生を演じてるそうです。

世良さんによると、ミュージシャン世良公則をいかに消して演技するかと、いつも心がけてるって言われてました。
衣裳部屋に入る手前くらいで、坂田先生のキャラにシフトするのだとか。普段は背筋を伸ばして歩いているけど、坂田先生は少し前かがみになるんだそうです。
確かに、今日の録画見たら背中が少し丸いわ。

スタパではツイスト時代の紅白歌合戦に出場された時の映像が流れ、懐かしさとともに、今でも十分見応え聴きごたえのあるパフォーマンスで、色褪せてないのがわかりました。
そうそう。あの頃の世良さんに夢中になっていた私がいたなぁ。今でもずっと好きでいさせてくれる世良さんって凄いよな~って、あらためて思った。

発する言葉、一句一句がガツガツと心に響くというのは、世良さんが一本筋の通った人生を試行錯誤しながらも歩んでこられたからなんだろうな、と思います。
まだまだ発展途上であり、キャリアを積んで誇りを身に着けて一本の世良公則という反物を完成させるべく、世良さんの挑戦は続いて行くのです。(太字は番組中に世良さんが言われていた言葉)

「今の自分から当時、ツイストでシャウトしていた20代の自分はどう見えますか?」
という、アナウンサーの質問に対して、
「キラキラしていて、(今の)僕に出来ないエネルギーを持っていますよね。でも、その時の彼がタイムマシンに乗って35年後の僕に会いに来たら『どうだ。うらやましいだろ』って、ゆってやりたいですね。」
と答えた世良さん。
カッコ良すぎ~~。そんな事、当たり前みたいに言えてしまう世良公則、ナイスガイ!って、ひとりテレビの前で叫んでいました。
窓を全開していたので、きっと近所の人に聞こえていたであろうなぁ。

以前、NHKの陶芸の趣味番組に出られた世良さん。それ以来、陶芸が趣味を超えてライフワークになってる。
そんな焼き物について、素敵な事を言われてました。
「土という自然の力、地球そのもの(土が)が、全てのものを滅してしまう炎の中から生まれてくるものが焼き物なんですよね。」

滅びの中から生まれる何にも動じないもの。
そんな風に見た事なかったから、目から鱗な言の葉でした。


スタパでは世良さんが一曲、アコギで弾き語りしてくれました。
曲は「Jacaranda(ジャカランダ)」
これはすっごくいい曲です♪ このアルバム出た時、私の息子も絶賛していました。

You Tubeさんでこの曲をUPされている方がいたので貼っておきます。
っていうか、いつのまにか、楽天さんでもYou Tube貼れるようになってましたヮ♪


明日からの「梅ちゃん先生」も見逃せないじょ~~☆彡


    








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最終更新日  2012/07/05 10:19:38 PM
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